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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

藤井風「満ちてゆく」: (月並みな表現ですが)素敵な曲をありがとうございます

朝から静かな涙が自然と溢れた。

一度聞いただけで耳に残るフレーズ

「晴れてゆく空も荒れてゆく空も 僕らは愛でてゆく」

そしてこのフレーズとともに

「手を放す、軽くなる、満ちてゆく」

が曲の中で何度も繰り返される ―。

またしても藤井風にやられた。

今回は、ピアノのイントロですでに胸が熱くなってきて涙が出てきてしまった。

とにかく優しい曲だと思った。そして聴いていて優しくなれる曲だと。

軽くなれる、彼が願うように。

 

今朝「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」にオンラインで出演した藤井風。ナビゲーターの別所さんは、大の風ファン。2人の対談は、別所さんのいちファン目線が面白くて、なんだかこちらまで照れながら聴いてしまう。別所さんの興奮度に風のほうもどう対処していいかわからない照れた様子で受け答えする様も何だか微笑ましい。

とにかく、大の男(二人とも高身長!)が2人、テレテレ・ニヤニヤしながらやり取りする様が微笑ましすぎて朝からハッピーな気分になった。

リリースしたばかりの新曲「満ちてゆく」は、映画「四月になれば彼女は」の主題歌とのこと。

映画は川村元気の恋愛小説が原作。佐藤健、長澤まさみとテッパンの配役に、東宝が配給。(3.22)春休み前にあわせて公開、うまくいけば口コミ効果とリピーターでGWに大ヒットを狙っている?? 恋愛映画はほとんど観ない私だが、ラストに流れるこの歌を劇場で聴くために観に行こうかしら。

映画のサイトには川村元気と藤井風の対談もアップされている。なんだか尊いです、ぜひご一読を。

ちなみに、今夜は録画しておいたNHKの「tiny desk concerts JAPAN」も視聴して、また涙・・・(「ガーデン」でいつも泣いてしまうのだ)。この番組の初回に風と彼の仲間が呼ばれたらしい。NHKにも愛される男、藤井風。彼の仕事(楽曲)だけは、チェックを怠ってはいかんと、改めて気を引き締めた。(何なん?)

 


www.youtube.com

 

4gatsu-movie.toho.co.jp

おまけ:私が「ガーデン」で涙してしまう件

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専念寺/ネコ坊主さんの言葉 -2:自分の目と耳で確認/母の延命治療のこと

母は、去年6月に誤嚥性肺炎で緊急搬送されてから2回転院し、11月から今の病院にお世話になっている。今の病院は嚥下の訓練やリハビリはなく、看取りをしてくれるところだ。程なくして、手や腕からの栄養点滴ができなくなり、足の付け根の血管にカテーテルを取り付ける中心静脈栄養の処置の承諾書を提出した。

これは延命治療の一つだと思うが、それまでかたくなに延命治療はしないと言っていた父が、あっさり承諾していた。どうやら父の考えていた延命治療は胃ろうや管に繋がれた状態になることだったらしい。

それから3か月。母は以前にもまして痩せてきたが、顔の色ツヤはいい。全く口から食べなくなったこともあり、タンの量も減ったようだ。しかし、飲み込むこととしゃべることは同じ喉の筋肉を使うらしく、声を発することがほぼできなくなった。小さくうなずいたり手を握ったり、別れ際にわずかに手を振ってくれたりしても、両目が開けにくく閉じたままのことが多くなってきた。

先日、頻繁に面会に行ってくれている叔母が母の様子を見て、あの状態で病院で死なせるより自宅で看取ることを考えてみたら?と言ってきた。叔母は母の境遇を自分に置き換えて、自分なら自宅でと考えて、母のことを思ってそう言ってくれたのだと思う。

友人が自宅で母親を看取った話をつい聞いたばかりの私は、自宅に連れて帰れば点滴が不十分になり1か月ももたない、つまり母の最期を看取るために1カ月間実家に帰って父と一緒に母を看取ることを考えてもいいのではないかと思った。毎日車で病院に通う父が事故を起こしたり病気で倒れたりするのと、母が逝くのとどちらが早いかわからない、、と嫌な考えも浮かんできたこともある。今度の帰省で、父に相談してみようか・・。

果たして、父は全くそのアイデアを理解しなかった。家で看取るのはどうか?という問いに、家では何もできない。病院でお願いするしかないと繰り返すだけだった。

父の、母に少しでも長く生きていて欲しいという思いだけがひしひしと伝わってきた。

ちょうどその日は、母が数カ月ぶりに言葉を発したのに驚き、父と喜び合って病院から帰った。とても小さな声だったけれど、私は母の言葉が聞き取れた。明日もまた来るね、と言ったら(仕事を)休んだん?と聞いてきた。そして食い入るように私の顔を開いた片方の目だけで見つめていた母を思い出し、母は私が来るのを待っていてくれているのかもしれない、そう思った。

そして、やはり家に連れて帰って母の寿命を短くするなんてできないと思った。母に会えなくなることがうまく想像できなかった。

翌日の面会では母の反応は鈍かった。母の手を握りながら「切手のない贈り物」を繰り返し歌った。それでも別れ際には、手をわずかに振ってバイバイをしてくれた。

 

周囲は、思えばこそいろいろ言ってくれるけれど、自分の目と耳で確認し、自分で判断すること、専念寺のネコ坊主さんの言葉をまた思い出した。

写真は、先月活けた椿とキンカン(実家の玄関)。そしてほぼ毎朝来ているらしい野良猫のフジ。


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「正直不動産2」- 2:発見!泉里香(榎本さん)

永瀬(山下智久)と榎本さん(泉里香)との結婚はお預けになって、シリーズ2が終わった。

嘘がつけない不動産営業の永瀬が、ライバル会社の元先輩の神木(ディーン・フジオカ)の妨害を受けながら、バディの月下(福原遥)や仲間たちとピンチを切り抜いていく様が爽快だった。家を売る人、貸す人の事情や思い、買う人、借りる人の夢や希望などに対し、(月下曰くの)”カスタマーファースト”に則った永瀬の対応がどこまでも誠実だ。そして、邪魔をしては企みがとん挫し、その度にわりとあっさり引いてしまう神木の過去も終盤には明かされた。神木の妻子を突然失った男という役だが、以前別のドラマでもディーンは同じ境遇の役を演じていたな・・。

 

ところで、今日書こうと思ったのは永瀬の思い人、榎本さんについて。榎本さんを演じている泉里香という女優をこれまで全然知らなかった。本作で最初に見た時も、この役だと永瀬と恋仲になるはずだけれど、このキャラだし、この女優さんだし・・・???と思っていたくらいだった。(シーズン1を見ていないこともあり、それまでの二人の経緯がわかっていない)しかし、本シリーズでは、当然のように永瀬の恋人のポジションにいる彼女。榎本さんのキャラ設定も秀逸だけれど(本音出る時は青森弁、仕事できるかつ強気)、泉里香がうまくハマっていた。これが連ドラでW主演をするような女優が演じていたら、また違う雰囲気の二人になったような気がする。
和泉里香だからこそ湿った感じが一切ない、清々しいほどサバサバした二人の関係になったのではないか。そしてそこがお仕事ドラマの横で展開する、主人公にちょっとした色を与える恋愛ストーリーとしていいアクセントになっているのだ。彼女とのやりとりこそコメディ要素全開だしね。私としては注目女優さん、一人発見した気分だ。

Amazonプライムで、シリーズ1をやっぱり見ようっと!

 

 

 

 

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「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」- 2:やっと芦田愛菜の笑顔が見られました

前回の感想が本作の最初の投稿だったので、あまり細かいことは書かなかったのだけれど、主演のマエストロ(西島秀俊)の過去が全体的にみても、また細かく様々な角度から見ても、、、、無理がある・・・。そのことをずっと引きずっている。
ドラマなのだから話の飛躍もわかるし、それこそドラマチックな展開上等だとは思うのだけれど、マエストロがかつて甲子園を目指した高校球児で、高校生の時に隣家から聞こえたバイオリンの音に心打たれ、音楽をその時から目指したこと。父親に感動されるも一人音楽家の道に進み、指揮者になりドイツで活躍するようになったこと。
そして音楽を愛し、情熱を注ぎ、それ以外のことはあまり目に入らなくなってしまい、音楽以外はポンコツな性格になっていること・・。

考えれば考えるほど、無理がある。
高校生で譜面を読むことから始まった人間が、音大にどうやって入った?経済的に親の援助なしで行ける?100歩譲ってものすごい才能を見出されヨーロッパにも行かせてもらったのかな。いや、あの高松で出会ったシュナイダー先生が、彼を音楽面、経済面で実は支えていたのかな・・・。礼儀を重んじる高校野球児、父親が監督だった子、礼儀や義理やチームワークを大事にすることを叩き込まれたはずなのに、あんなに自分中心な人間になれるのか・・?”アパッシオナート(情熱)”があれば何でもありなのか?!

ここまで思うまま毒を吐いて、ふと思い当たった。ああ、これ限りなくファンタジーなのだ。富士山の大きさと優しさに包まれた、とある町、晴見市で起こるさまざまな人たちの葛藤と再生を描いた壮大なシンフォニーなのだわ。

 

天才マエストロを父に持つ響(芦田愛菜)が、バイオリン奏者として自分を追い込んで追い込んで立った舞台で最高の演奏をしたのに、耳のいい父は(天才的指揮者だから!)は、ほんの数小節のわずかな不出来を指摘して、もっと良くなる!と声をかけて自分の舞台への走り去った。

いつもいつも、天才でない側の心がものすごくわかる自分。もうこれ以上の演奏はできないと、芦田愛菜演じる響の絶望に心を寄せ、一緒に泣いてしまった。

それでも次回最終回を前に、響の心を縛っていた縄はマエストロとの生活やオーケストラの皆との交流で少しずつ緩み、ついに9話で和解の時を迎えたのだった。はあ、やっと芦田愛菜のカワイイ笑顔が見られた。

 

次回いよいよ最終回は、晴見フィルのフィナーレ。タイトル通りマエストロは、さよなら、ということでドイツに戻ることが予想されるが、妻(石田ゆり子)との関係はどうなるのか、もう少し伏線回収が残っているところ。だけど、それよりもきっと私は彼らの演奏に、そして指揮棒をふる西島秀俊にまた心打たれるのだと思う。

 

 

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「おっさんずラブ - リターンズ -」 - 14:”禁断のグータンヌーボ”を楽しんで

なぜかキリの悪い9話で終わってしまった「おっさんずラブ リターンズ」。

ロスのOL民のために番組が用意してくれた後日談的ショートムービーが、またまた楽しい。出演するのは、春牧(田中圭・林遣都)、武川(眞島秀和)、マロ(金子大地)、いずぽや(井浦新)という5人のおっさんたち。

和泉のチラシ校正ミスのせいで休日出社してフォローするみんなが、作業をしながら恋バナ(前編)、その後春田たちの家での家のみパーティ(後編)。和泉の元カレ秋斗(田中圭二役)との思い出、”うるせえ、くちびる”誕生秘話・・。たぶん、現場が一番盛り上がったのは終盤のマロのテーブルクロス引きだと思うけれど・・・(金子大地君、若さでやる羽目になったか・・、相当気合を入れてやってました)

 

それにしても、”グータンヌーボ”の前後編を見て、春田のいちゃいちゃ、甘えっぷりは子どもみたいで、それをかわす牧の自然さがすごくすごく際立っていて、今さらだけれど二人の息がぴったり合っていた。
ドラマ本編のほうも後半になるにしたがって春田の攻めを牧が自然に受ける感じが、本当のカップルみたいにどんどんリアルになっていっていた。ガシガシ・ワンワンくる春田犬を、愛おしく思いながらしょーがないーなーと、いなしたり付き合ったり、たまに攻めたりする牧がやっぱりすごくいい。そしてよーくよーく観察するに、牧凌太というキャラクターって、林遣都のあの髪型で成立しているところがあるよなあと改めて思ってしまった。つまり遣都の凛々しい眉毛を隠す、眉ギリギリの前髪とあの分け方。あれですよ。牧凌太は。
(そういえばあの髪型って、平成ジャンプの伊能君とか、なにわ男子の西畑大吾と同じ?ま、いいや)

 

本当は、別のドラマの感想とかもいっぱいあるのだけれど、TALASAで見られる「押しカメ」シリーズや「グータンヌーボ」のおかげ、ドラマが終わっても彼らが天空不動産や春牧の家でわちゃわちゃしている姿が想像できて、ついついブログに書いてしまう。楽しさの余韻は続いている。

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莫逆の友:「おっさんずラブ -リターンズ- 」7話・マロの台詞より

「おっさんずラブ -リターンズ-」7話で、過労で倒れたちず(内田理央)に、マロ(金子大地)が「俺たち、莫逆の友じゃないっすか」と言うシーンがある。

”莫逆”?ってどこかで聞いたことあるぞ。林遣都の出演作品を掘り起こして観ていた頃に出会った徳井義実主演の「莫逆家族 バクギャクファミーリア」(2012年)という映画だ!

その時はタイトルにあった「莫逆」という言葉を、映画の内容から「激しい」とか「いっちゃっている」みたいな感じで調べもせず勘違いしたままだった。かつて抗争した不良仲間が大人になって昔の因縁に決着をつける・・みたいな内容だったのだが、私の中では「東京リベンジャーズ」や「HiGH &LOW」あたりより、よほど生生しく恐ろしい乱闘、暴力シーンがあった映画だったと記憶している。(東映だったし)

映画のことはさておき、改めて莫逆の友の意味をググったら、「荘子」の話が由来らしく、莫は「なし」という否定の意味で相手の意見に反論の余地なし→「親密な友」という意味とのこと。

友人の呼び方にもいろいろあるけれど、友人よりも友達のほうが、友達よりも親友のほうが、より深いつきあいを意味する気がする。荘子からの由来を呼んで、莫逆の友は親友の中でもソウルメイトと同じくらい深いつきあいで、魂で繋がっているか、価値観で繋がっているかの微妙な違いがあるように感じた。

そして、自分には莫逆の友がいるだろうか、と思った時、数名の友達の顔が浮かんだ。文字通り、話していてほぼ価値観が同じ人たち。一緒にいて自然でいられる人たち。彼女たちは私のバクギャクノトモだなあ。昔からそして今も、他愛のないことで大笑いし合う友達を思い浮かべ、今さら彼女たちを勝手に自分の莫逆の友と定義付け、一人悦に入った。

マロ、素敵な言葉をありがとう!

 

オマケ:「莫逆家族」の感想はこちら。この作品に、いずぽや(井浦新)が出演していたことにニヤニヤしてしまった!もちろん傷だらけ・・・

www.mitsumame.work

ついでに「HiGH & LOW」の感想。我ながらオモロイ。"FINAL MISSION "の感想に井浦新の名前あり!w

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オマケのおまけ:「莫逆家族」のメイキング映像。若き日の林遣都のなかなか生意気な感じが新鮮。


www.youtube.com

 

 

最近の久喜

久喜は私の仕事が終わりに近づくのを察知してるのか、夕方4時ごろになると近づいてきて抱っこをせがむ。まだPCから離れられないため仕方なく膝にのせて仕事を続ける。
私の左腕にあごをどうしても乗せたい久喜は、不自然な体勢でしんどいのではないかと思うのだけれど、本人は平気な感じでしょぼしょぼと眠ろうとしている。

1枚目の写真は、その時の顔を斜め上から撮ったもの。

2枚目は顔を正面から撮ったもの。

3枚目は、お互い疲れて腕から頭を外し、膝に突っ伏した久喜を上から撮ったもの。(机と膝の間にうまい具合にはまっている)

4枚目は、その顔を正面から撮ったもの。

どこにいても、惰眠をむさぼる気概だけはある。

こんなに甘える時があるのに、最近夜は一緒に寝ないようになってきた。

今年の冬くらいからか、夜中にドアをカリカリして寝室から出せと言う夜が時々あった。家人が気づきトイレかと思って外に連れ出すと(たぶん条件反射で)用をたす久喜。久喜もおじいさんになってトイレが近くなったのだとすっかり私たちは思い、夕方の散歩を遅めに行ったりしていたのだが・・・。最近になって気が付いた。

久喜はトイレではなく、ただ部屋を出たかっただけなのだ。
たぶん、静かに眠りたいのだ。
私の布団の上や横にある自分のベッドで寝ていたりしていて、私が寝返りをうったり、あるいは家人のいびきがうるさいのではないかと推測している。なので、寝室に上がる時に久喜を誘わなくなった。誘っても久喜は温風が消えたファンヒーターの前で丸くなったまま、顔を上げないからね。

2年くらい前の冬は布団の中に入れろと、私の懐に潜ってきていた久喜。程なく暑くなって布団から出ていたが、文字通り添い寝していた蜜月の時もあったというのに。

13年近く久喜と一緒にいるけど、犬も生活習慣や好みが年齢と共に変わっていくものだと、気づくことが多い。

そのうち、膝の上も飽きるのかな。


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