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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「最愛」-2:ラストのなんとも言えぬ余韻が今も続く・・・

<ネタバレしていますので、この秀逸なミステリーの最終話を見ていない人は、視聴後お読みください>

 

最終回、すべての殺人事件に絡む犯人の姿が鮮やかに浮かびあがり、容疑者を追う刑事(松下洸平)、その一方で長年かけて開発した新薬の承認を得て喜びに沸き立つ製薬会社の梨央(吉高由里子)。緊迫(&悲壮)と高揚(&歓喜)を対比した演出が素晴らしく、見る者は容疑者にいっそう同情の心を寄せていく。

そう、容疑者とは製薬会社の敏腕顧問弁護士で、会社と創業家の梨央やその母親(薬師丸ひろ子)を支え続けてきた加瀬(井浦新)。彼がずっと近くで見守り続けた最愛の人、梨央やその弟(高橋文哉)を守るために犯してしまった罪。

3つの事件すべて、彼にとってはまるで“もらい事故”みたいなものだ。彼を責めるにはあまりにも酷な気がする。だからか、逮捕されずに姿を消すという終わり方になんだか納得した。彼が望んだこと、梨央姉弟の幸せを確認し、それを大輝(松下洸平)に託したことで彼は満足したのだろうか・・。

と終わってみれば、加瀬の表情、加瀬の心の奥、加瀬のこれまでの言動ばかりを思い出している。

井浦新、最高やったわ。

松下洸平も相当頑張っていた。素朴で無骨で、でも優しくて、キャラとしてもかなりカッコ良かった。絶対ファンは増えたと思う。だけど最終話で、加瀬・井浦新に持っていかれた感が否めんなー。(私的に)

最後に、製薬会社の不正と殺人事件に絡む梨央をなんとしても糾弾しようとした、雑誌記者の橘(田中みな実)、ネットで叩かれていたのを見たけれど、私は田中みな実、良いと思ったよ。
特に最終話での彼女の最後のシーン。彼女自身が不幸な事件に遭い、人生が狂い、そこから立ち上がれなかった悲劇の人。前半はヤサグレ感で、後半は深い悲哀で魅せたと思う。欲を言えば多分精神を病んできていたはずで、そこに狂気が加わればとも思ったりもしたが、演出がそこまで求めなかったのかもしれない。最後の悲しい表情が今でも印象に残っている。

 

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