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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

2019-01-01から1年間の記事一覧

「おっさんずラブ」- X

今年の9月に職場で初めて知り合い、ランチ友達となった女性がいる。穏やかな人柄にしばしば癒される。仕事納めの日、その彼女と年の瀬のお決まりの挨拶を交わしたのだが、その時深く考えたわけではないが、自然に「(あなた/君に)会えてよかった!」と言っ…

「スカーレット」- 5

早すぎる。 北村一輝のおとうちゃんの死が早すぎるー。 いい味出してたんどけどな~。残念だな~。昨日の回は2回見て、2回とも同じところで号泣してしまいました。北村一輝、凄いなあ。今まで見た臨終の演技で、どの俳優さんよりリアルで情感があった。素晴…

「いだてん」- 19

ついに東京オリンピックが無事開催され、客席には長きに渡ってオリンピックに携わってきた可児(古舘寛治)や野口(永山絢斗)の懐かしい姿もあった。さらに、ロサンゼルスオリンピックで活躍した往年の水泳チームの面々、高石(斎藤工)や鶴田(大東駿介)も!一人…

「おっさんずラブ -in the sky - 」- 7

シーズン2のお話の中の主役は、黒澤キャプテン(吉田鋼太郎)だったんだ。(そう、シーズン1の同じ立ち位置が牧凌太だったのと同様に!紆余曲折あったけど、最終的に恋が成就したのも同じだ。) 確かに黒澤キャプテンの”グレート”ぶり、上司として、父親として…

「風博士」(世田谷パブリックシアター)

初めて林遣都の舞台を観た。 「風博士」。坂口安吾の「風博士」「白痴」をモチーフに北村想が書き下ろしたもので、シス・カンパニーがプロデュースする「日本文学シアター」のVol.6となる。 鋼のバネのように飛んだり跳ねたり(飛び上がって敬礼したり、殴ら…

「シャーロック」- 5

うーん。最終回を見ても、今一スッキリしない。よくわからない。どうも次週の特別編で、シャーロックこと誉獅子雄(ディーン・フジオカ)の人間性がつまびらかになるようなので、それを見てからか。 それにしてもディーンの、言葉を強調する時のゼスチャーが岩…

「おっさんずラブ -in the sky - 」- 6

田中圭(春田)ほか、登場人物の涙腺が崩壊している。(吉田鋼太郎(黒澤キャプテン)除く。) ここで泣くの?このドラマを見ていてよく感じる疑問だ。男の人ってこんなに泣く?ともよく思う。 しかしそこで思い当たるのが、山崎努が「俳優のノート」で書いていた…

「おっさんずラブ - in the sky - 」-5

山崎育三郎が途中から投入され、これ以上複雑な男関係はないやろ!と思っていたが、なんのことはない、ポジションでいうと映画版の沢村一樹(=牧の上司・狸穴)の役どころのようだ。中途CAと思いきや、実は執行役員だった!という前回の話のラストで納得。 ミ…

「スカーレット」 - 4

あれ?…… ? 林遣都がなんだかイケメンに見えなくなってきた。えっ?ええっ??! ここにきて主人公、喜美子(戸田恵梨香)の気持ちと同様に、八郎(松下洸平)の方が気になる存在になってきた。 松下洸平ってこれまでもドラマなどに出演しているのを見たことが…

「いだてん」- 18

いよいよ最終回に向けてドラマは佳境に入った。 東京オリンピックまで2年を切った今回は、徳井義実の大松(女子バレーボール日本代表)監督に泣かされた。謹慎中の徳井だが、ここでは渾身の演技で魅せた。 ソ連に勝利し世界一となり、選手たちは"東洋の魔女"と…

「おっさんずラブ ― in the sky ―」-4

春田(田中圭)が先に成瀬(千葉雄大)を好きになっちゃったら、これまでの、男性から告られて狼狽 →困りながらも受け入れざるを得ない →困り果てながら悶絶する"春田芸"炸裂、という図式が成り立たなくなるではないか!!?と前々回の予告を見た時心配になった…

「シャーロック」-4

このドラマ、ゲストに私の好きな、あるいは出演していたらつい見入ってしまう俳優がほぼ毎回出演する。 前回は長谷川京子と谷村美月。その前は黒沢あすか。 長谷川京子は、ディーンと井浦新がW主演した現代日本版「レ・ミゼラブル」で、原作でのテナルディエ…

「ピンポン」(2002年)

当時話題になっていたのに観ていなかった。友人が「ピンポン」の窪塚洋介は、ホントに素晴らしい!と絶讚していたので、今さらだけど観ることに。 いやあ、改めて私は観るべき映画の多くを見損なっていると痛感。窪塚を筆頭に、ARATA(井浦新)、中村獅童とい…

「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(2018年)

大泉洋だからこそ成立したのではないかと思われる、ボランティアに我がまま放題を言う筋ジストロフィーの主人公、鹿野靖明の憎たらしさと愛嬌と、そしてペーソス。 あの間延びした顔面と話ぶりは、憎めないよね、いや、一瞬憎めるんだろうけど、嫌いにはなれ…

「スカーレット」- 3

先週末忙しくて、朝ドラの録画を見損ねていて、まとめて見たら、ものすごーくお話が進んでいた! 信楽で絵付け師として歩み始めた喜美子(戸田恵梨香)の周りで、幼馴染みの信作(林遣都)と照子(大島優子)が、付かず離れずしっかりと喜美子に寄り添っているのが…

菅田将暉

菅田が飛ばしている。 (何目線?敢えて言うと映画「火花」好きの芸人目線でしょうか。) 今年最初のクールの連ドラ「3年A組-今から皆さんは、人質ですー」は、数々のドラマ賞を受賞し、設定や脚本、人気若手俳優の出演に負うところもあるが、何と言っても主…

小市民の、"一矢報いたい"

先日の通勤電車の中での出来事だ。 ぎゅうぎゅうではないが、前後、隣の人と体の一部が触れる位の混み具合の中、私の隣の男性がちょっと腕が当たったのが嫌だったのか、大袈裟に腕をよけこちらを見た。こちらは当たったつもりもないが、たまにこういう自己空…

「スカーレット」- 2

先週のフカ先生(イッセー尾形)の素晴らしい長台詞のシーンに打たれた。 イッセー尾形。 疑う余地なく素晴らしい俳優さんで、飄々とした役(前の前の朝ドラ「まんぷく」にも出てましたね。)、嫌みたっぷりの切れ者代官役(「沈黙―サイレンス―」)も、絶妙にその…

「おっさんずラブ- in the sky -」- 3

めちゃくちゃワロタ! 吉田鋼太郎の、シェイクスピア俳優としての骨頂が テレビドラマで炸裂!素晴らしすぎるっ、可笑しすぎる!鋼太郎さん、最高ーー! さらに磨きのかかったか"春田芸"も、今回の黒澤キャプテン(鋼太郎さん)の「ぶっちゃけ…」からの台詞の…

「俺の話は長い」

実は初回を見た時、こりゃ好きだわ、面白い!と思ったんだよね。 生田斗真ってそんなに好きな俳優さんじゃなかったんどけど、「彼らが本気で編むときは、」(2017年)でトランスジェンダーを演じた時が素晴らしく、次に「いだてん」で日本で最初に金栗四三と二…

「セトウツミ」(2016年) - 2

「カリギュラ」の舞台が始まり、主演の菅田将暉のカリギュラに扮した映像を見た。 赤いガウンからのぞく見事な細シックスパックが素晴らしく、全身で創ってきている。 眉毛のない菅田将暉を見て、思い出したのが「セトウツミ」。私の好きな菅田将暉×池松壮亮…

「シャーロック」- 3

めちゃくちゃ面白くなってきた! やはり、原作のミステリーにヒントを得た事件やディテールだからだろうか。 原作にとんと疎い私だけど、今回の"歩く死体の謎"解きは、いかにも現代的な犯罪、パワハラと母親の息子への異常な愛情が絡んで、結構複雑でミステ…

「いだてん」-17

先週末放送回について、チュートリアルの徳井の出演シーン云々が話題になってるけど、いや、あの回のポイントはそこじゃない、断じて❗ どう見ても安藤サクラの、失敗したようなパーマ頭とその表情、全身の出で立ちでしょうがっ!日本アカデミー最優秀主演女…

「おっさんずラブ- in the sky -」-2

第一話スタート前から怒涛のSNSでのティザー写真投下!各種雑誌の田中圭、あるいは「おっさんずラブ」特集爆弾。否応なしに期待感が膨らみ、ONタイムでテレビの前に座っていました! もはやお仕事ドラマ?と思させるほど、制服もバッチリ決まった俳優陣たち…

「万引き家族」(2018年)

第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドールを獲得した本作。 改めて是枝裕和監督という人は、子どもの撮り方が凄いなあと思う。「誰も知らない」で柳楽優弥に史上最年少の主演男優賞を取らせた手腕だ。 子どもの表情はもちろんのこと、立つ様、後ろ姿…

「デビル」(1997年)

1990年代のIRA(北アイルランドのイギリスからの独立を主張する組織)が絡む映画って、登場人物の背景にIRAがあるという理由で物語の始まりがあったり、物語が悲劇に終わったりするんだけど、IRA組織が物語に関与するディテールは端折られることが多く、すべ…

「シャーロック」-2

前回本作について書いたくだり、 『「シャーロック」というタイトルは、皆が知っている古典をベースにしたミステリードラマですから安心して見てね、という、もはや免罪符でしかないような気がする。コンビが事件の謎を解くという設定しか一致してないもの。…

「スカーレット」

9月30日から始まって、主人公、喜美子(戸田恵梨香)の幼馴染、信作(15歳)としてすでには林遣都も出演しているのに何も書いてなかったことに気づいた! 朝ドラ恒例、主人公の幼少期を描く子役が担当する約1週間は、喜美子の父親(川原常治)役の北村一輝の…

「いだてん」-16

まさに神回。 こんなに悲しくて、悔しくて、切ないシーンをアップテンポの落語「富久」の語りで描くとは! 前回は、小松(仲野大賀)が戦争に駆り出されたくだりて泣けたけど、今回は彼の死。 満州で終戦を迎えかろうじて生き残ったにもかかわらず、道端でソ連…

「君が君で君だ」(2018年)

池松壮亮の出演作品を追っていると、どうにもこのブログに感想をかけない作品に出くわすことがある。実際、せっかく観たのにブログに書いていない彼出演の作品がある。本作も、ちょっとそんな感じ。 好きな女性(彼らは姫と呼ぶ)を守るために、彼女が好きな…