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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「おっさんずラブ - リターンズ -」- 8:ブラボー!!!武蔵劇場!

多くの春牧民が、ラスト間際の牧から春田への久しぶりのキスシーンに心臓を撃ち抜かれ、それが強烈に頭に残ったと思うが、第3回は紛れもなく部長=武蔵(吉田鋼太郎)の独断場だった。

冒頭、朝、三輪の自転車で出勤する武蔵(吉田鋼太郎)。

元妻蝶子に指摘され、自分の春田(田中圭)・牧(林遣都)家でモヤモヤする気持ちが”姑”感情だと”ガッテン”×5回で腑に落とした。(私はここからもうニヤニヤが止まらなかった)

それからは春田と和泉(井浦新)の衝撃キスシーン、牧と元彼の武川(真島秀和)の密会シーンと、家政夫は見た、いや興信所なみの調査能力を発揮。現場証拠写真を撮り、八面六腑(?)の活躍。しかも、応援する二人のそれぞれの浮気現場だと思っているから、彼の心痛はいかばかりか。二人に正しい道を進言するべきか、秘密を墓場まで持っていくべきか、

To be, or not to be,・・

もはやハムレットのように悶絶する武蔵、シェークスピア俳優の吉田鋼太郎の骨頂。

ラスト、二人の気持ちをしつこく問い正すシーンは、武蔵=吉田鋼太郎が舞台(ちょうど畳のある上がりのところに立っていた)の役者で、春田=田中圭と牧=林遣都が観客のように見えたくらいだ。(二人の”ウケ”芝居も見もの!)
そして、春田と牧がお互いに誤解を招く行動を謝った後の武蔵の号泣。
「よかったー」と言ってワンワン泣く武蔵を両側から支える二人の、武蔵へ感謝の気持ちが表れた構図こそ、本作「おっさんずラブ」の最も尊いシーンではないか。
(その時、敵対していた牧が武蔵の真意を理解していく表情の変化も良かった)

 

次回は、大ラスで明らかになった春田と瓜二つの和泉の元恋人の存在。

そして難航する武川の(オムツ)パートナー探しでチラっと出たディーン・フジオカ!

”色もの”扱いされることが予想されるディーン・フジオカはもちろんのこと、和泉、菊様(三浦翔平)の警察官時代の回想シーンで登場する田中圭の、本来のイケメンぶりが見られると思うとワクワクが止まらない。

 

 

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