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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「不適切にもほどがある!」:好き嫌いはあるかもだけど、演技達者な俳優たちを見るのが楽しみー

1986年の昭和から、2024年の令和にタイムスリップした中学教師で野球部顧問、鬼の小川と恐れられる体罰教師(阿部サダヲ)が、コンプライアンス、多様性、各種ハラスメントの恐怖にがんじがらめになった令和社会に、炎上覚悟で物申す!って感じだろうか。

なかなか難しいテーマに挑んでいると思う。

指導のつもりがパワハラに、褒めたつもりがセクハラに・・今の組織で部下や同僚と付き合うには細心の注意を払わなければならない。もっと本音で語り合いたいけれど、かつての”飲みにケーション”は減っているし、どこまで個人情報に踏み込んでいいかも微妙だ。

昭和時代の中学校の野球部で連帯責任、体罰、暴言を生徒指導と疑わずにいる小川(阿部サダヲ)が令和の世の中の部下の指導の仕方に疑問をもつのもわかる。そして、今の時代を生きる昭和の終わりに青春を送った人々も、今の考え方に順応しつつも本音では小川の考えに思わずうなづいてしまうこともあるのだと思う。

コンプライアンス、多様性、ハラスメントに敏感になりすぎている現代を風刺するというギリギリの綱渡り、考えようによってはまじめでお堅いテーマだが、登場人物の心の声を歌にして表現するというミュージカル仕立てな演出でエンターテイメントを追求している(ように思えた)。
もちろん、阿部サダヲが「チョメチョメ」を連発して、ばたばた走り回っているだけで、すでにコメディ要素はてんこ盛りなわけだけれど・・。

好き嫌いはあるだろうと思う。

私は宮藤官九郎の脚本が好きだし、磯村勇人の二役(意外と歌が上手い!)、河合優実の80年代のヤンキー高校生など見どころ満載なので見ることにしました。

吉田羊演じる令和の社会学者の母親みたいに真面目に令和と昭和のコンプライアンスの違いについて考える必要はなく、昭和オヤジのカルチャー(時代?世代?)ショックを面白可笑しく楽しめばいいのだと思う。

 

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