< script data-ad-client="ca-pub-5086079268044038" async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js">

はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「マスカレード・ホテル」(2019年):ホテルマンの矜持はわかったけれど・・

(ずーっと前に録画していた映画たちを順番に観ていくことに)

キムタクのことは特に好きではないが、彼の出演作は結構観ている。というのも、木村拓哉を主演におくと、周囲の布陣(俳優、スタッフ、製作、宣伝等)が豪華な感じがするのだ。キムタクを据えたのだから、ヒット間違いなし(大コケを回避したい)という忖度(誰への? いらいろさぁ)がプンプンするし、実際キムタク自身の作品への貢献も大きくそれなりの(興行、視聴率)成績なのではと思う。
本作は東野圭吾が原作だし、ミステリーとしての筋書きは面白いのではないかと期待して録画だけしておいたのだが・・・。

 

はたして、かなり早い段階で一気にガックリしてしまった。

ご本人も指摘されていることを自覚していたと思うが、”何を演ってもキムタク”がのっけから出てしまった。
潜入捜査でホテルマンに扮する前のギャップとして、手入れしていない長髪と無精ひげの刑事として登場した木村拓哉の、少し遅れて警察の会議に乗り込んできた時の歩き方が、ランウェイを歩くアイドルそのものだったのだ。そんな歩き方をする刑事はおらん。

そして思い出した!「教場」というドラマでも、警察学校の教官なのに歩き方がびしっとアイドルだったということを。そんなに真っすぐな線上をつま先60℃外側に開いた状態で歩かないだろう・・・。(それ、厳しいオニ教官の役作りの一環?うそぉ)
そう、木村拓哉に感じる違和感、何をやってもキムタクたる所以は、10代前半から染みついたアイドルの所作がちょいちょい出てしまうところなのではないか。

いや、いいですよ。俳優にはおおざっぱにいって二通りあると思っていて、役ごとに全く別人になる俳優と、その人自身が持つオーラ、雰囲気で役を引っ張る俳優と。(どちらが良い悪いではない)キムタクは後者なのだ。何十年もアイドルとして第一線を張ってきた男の渾身の佇まい、顔つき、所作が役にカッコよさを上塗りするのだから。

結果的に本作の感想はと言えば、ホテルに次々とやってくる怪しい癖のあるお客たちに扮する俳優たちが見応えあったことだ。特に松たか子は出色。あと、長澤まさみの台詞で語られたホテルマンの矜持もカッコ良かった。

 

ところで、4月期の木村拓哉主演の連ドラ「Belive -君にかける橋-」はどうだろう。こちらも”テレビ朝日開局65周年記念 木曜ドラマ”という気合の入れよう。橋の設計者を主役にしたもので職業ドラマとして面白いかなあ。ミステリーの要素もあるみたいだし。テレビ朝日のドラマは”骨太感”あるしなあ・・。木村拓哉×大作感満載ドラマ、やっぱ見ようかなあ。

 

 

www.tv-asahi.co.jp

[http://
ドラマランキング:title]

 

[http://にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村:title]