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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「BG」「未満警察」「MIU404」バディドラマ3発

「BG~身辺警護人~」テレ朝 (木曜9時)

「未満警察 ミッドナイトランナー」日テレ (土曜10時)

「MIU 機動捜査隊」TBS (金曜10時)

 

コロナで収録ができず遅れてスタートした春ドラマ、局を違えて、一見すると似たような設定のドラマが並んだものだ、と思いつつ、「未満警察」以外は最初から見ていなかった。(「未満省察」はジャニーズファンの娘に付き合って見始めた)

しかし、「BG」も「MIU」もなかなかネットの評判がよい。しかも「MIU」には、3話のラストで菅田将暉がカメオのように出演した!!とバズって、しかもその後も出演?!みたいな展開だったのでこりゃ見逃してはならん、と4話から視聴。「BG」は、前回のクールを見ていて、まあいいかと思いつつも、斎藤工とキムタクのバディぶりがいいとの評判で、斎藤工見たさに5話から視聴。(もう終わるがな・・)

それぞれの印象は:

「BG」キムタク、斎藤工の二人とも黒くて濃い。

ぼそぼそしゃべる。大人の男の色気あり。なのに、二人とも頑固で不器用で、だけどお互いを信頼し、求めていて・・。なんだかやっぱり惚れちまいそうな二人だった。

キムタクの父親ぶりもいい。好きな女性の前で、かっこもつけられず普通のおじさんであるところなど、いつものキムタクとちょっと違う。愛すべき不器用なオヤジのキムタクを見ることができた。

 

「未満警察」中島健人、平野紫耀のW主演がフレッシュで青い。

ほぼ二人とも、素のキャラのまま演っている感がある。(もちろん部分的には違っているのだろうけど)ジャニーズの売り出し中のキンプリ平野と、演技ではすでに定評?のセクゾの中島健人を組ませて、警察学校の暴走生徒の活躍をコメディタッチで描くのかと思いきや、実際そういう面もあるけれど、なかなかストーリーに現実味があるし、暴力シーンなどちょっとリアルで怖い。アイドル2人がガチのアクションでドロドロにカッコ悪くやられたり、平野がイケメン捨てて号泣したりと大健闘。期待していなかったけれど、ドラマの展開にも見応えあり。

 

「MIU404」綾野剛、星野源、二人とも白くてひょろい。

個人の見解ですが、綾野剛も星野源もはっきりいってイケメンではない。(きっぱり)綾野の、これまでのクールだったり優しいだったりの役柄とちょっと違う弾けた役が好評で、逆に星野源のクールな役も珍しく話題になっていたのだが・・。確かにそうだ。二人とも演技が達者だから台詞の掛け合いも軽妙で楽しい。お調子者で直感的な綾野と、冷静沈着な星野という、デコボコバディもよくあるわかりやすい設定。(そういえば未満警察の健人と平野もそうだ)菅田将暉の出演回後の4話から見て、ミムラの演技が素晴らしく、悲しく、美しくて、このドラマの脚本にひかれた、と思ったら売れっ子脚本家の野木亜希子が書いていた。

今週は、星野源の過去が明かされ、ずっと自分へのわだかまりを抱えて苦しんでいた星野が、綾野のおかげで解放されたという、とてもいいお話だった。回想シーンで配役されている星野の元同僚が、村上虹郎だもんなー。

綾野は、子どもみたいに単純で純粋で、笑顔がカワイイと思える時もあるのだが、星野源は、やっぱりどうシリアスやってもカッコいいとはやっぱり思えない。。ちょっと残念だけど。

 

というわけで、2つのドラマは途中からだけど、かなり存分にこれらのバディドラマを楽しんでいる。共通点は、「アンサング・シンデレラ」でも書いたけどゲストの豪華さ。それまで、本人がシリーズドラマの主役を演っていたような大物女優まで、カレー屋のおばちゃん役で登場していた(「BG」の名取裕子)。

「MIU」は菅田将暉がまだ出るし、「未満警察」の2話、3話では「恋つづ」の上白石萌音が全くのイメチェンで売春の危険にさらされる少女の役で出ていたもんね。