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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「鎌倉殿の13人」- 5:鎌倉殿、お疲れさまでした

しずかでしっとりと、そして何とも寂しい回だった。

そしてしみじみと、大泉洋の達者な演技をかみしめた回でもあった。

大泉洋、本当にすごいと思った。死期が近づいているのを感じている源頼朝の恐怖と、近づく死を何とか回避できないかと神仏にすがる滑稽さ。悲しいのに可笑しい。こめかみに青筋を立てるような渾身の演技というよりは、役の芯が太い(太い役の芯が1本、体を貫いている感じ)、頼朝の多面性をどうとでも演じきるしなやかさがある。

 

最後になった、政子(小池栄子)と二人だけの語らいも、この夫婦らしくてとてもいいシーンだった。「しみじみするな」「あなたがしみじみするから」の「しみじみ」の応戦は、その後の永遠の別れを感じさせるには笑いを取りすぎる。正室として貫禄が出てきた小池栄子・政子の美しさも際立っていた。

 

本作に関する前回のブログ「さようなら、義経」の最後で「何より憎々しい(&愛すべき)大泉洋の頼朝の最期を見ないことには終えられません。」と結んだけれど、ついに身罷ってしまったよ、鎌倉殿。

 

6月が終わり、まさに前半戦の主なキラビト ー 北条宗時(片岡愛之助)、源義経(菅田将暉)、木曽義仲(青木崇高)、八重(新垣結衣)たちが去っていった「鎌倉殿の13人」。
人気俳優が途切れないようにか、すでに北条義時(小栗旬)の息子の泰時に坂口健太郎、異母弟の時房に瀬戸康史など、ヌカリなくイケメンを配置。前半から登場している、畠山重忠役の中川大志は残り組だが、菅田将暉が退場して、前半を盤石の演技で引っ張った大泉洋も退場。これからようやく、本当の主役、小栗・義時の見せ場が出てくるのだろうし、タイトルにある御家人”13人”がフィーチャーされてくるはずだ。
私の視聴動機は弱くなってはいるが、引き続き見続けますよ。

 www.nhk.or.jp

 

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