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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「ちーちゃんは悠久の向こう」

我ながらよく続く。林遣都作品のムサボリ。

この作品は、「バッテリー」に続く彼の映画2作品目。「バッテリー」では、実年齢より下の13歳の役だったけどこれは実際の年齢と同じなんじゃないかな。高校1年生。こんな初期から仲里依紗と共演してるわ。この後「レジデント~5人の研修医」「パーティーは終わった」でも共演してるよね。そして見つけた‼ ブレーク前の髪の長い波瑠!陰気で病気がちな女子高生、おまけに脳梗塞で死んでしまうという、なんとも気の毒な役。

今は演技派、若手俳優のこの3人も、当時はなかなかフレッシュな演技なんだけど、共演者(武藤先輩の高橋由真)の演技が下手で、全体的に”フレッシュな”(つまり、おぼつかない)印象を随所に感じながら観賞。 

 

幼なじみのちーちゃん(仲里依紗)ともんちゃん(林遣都)の学校オカルト探検の傍ら、もんちゃんが弓道部の武藤先輩から告白されたり、もんちゃんの家庭問題(母の家出、父の飲酒)が交差しながら淡々とお話は流れ、最後にえええーっていう展開があり、本当に最後に!!そうなの?で終わるお話。

観賞後、「…ってことはぁ、…」と映画のシーンを回想しながら、いくつもいくつも、もんちゃん(遣都)の行動や思考を反芻する羽目になる、そういう意味では実は深い話だったような気がする。いつまでも一緒にいたい人を思い続ける恋愛ファンタジーってことで、遣都は実に複雑な心情を演じていたわけだ。原作は小説家の日日日(あきら)が高校生の時に書いたそうで、賞も取っている作品。

 

ところで、最近の映画で高校青春ものって20代の俳優が演じていることが多いけど、林遣都が出ている初期の作品は、周りも含め実年齢で高校生を演じているものが多い。(「バッテリー」は高校1年で中学生の役。)20代が演じる安心感がベースにあっての恋愛キュンキュンよりも、嘘臭さがない青い演技が逆に説得力があるってことに気づく。中学生による中学生のドラマ「金八先生」と一緒やね。

16歳(たぶん)の林遣都は、この作品に出演するどの女優さんよりも肌が白くて綺麗で(仲里依紗よりも!ごめん!)、今みたいに笑った時目じりに皺も出ないし、ほんとに可愛らしいぴかぴかのもんちゃんでした。ぴかぴかの林遣都くんの永久保存版ビデオと言えるかも。

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林遣都 ‐ 3

週刊女性」の"林遣都、9歳年上の彼女とデパ地下尻敷かれデート"って、どうよ。

そぉーっとしておいてやって。たぶん、周知の事実として二人は付き合っているんでしょうから(勝手な推測)。これまで、バラエティーなどにあまり出てない(であろう)遣都君だし、ものすごく大ブレークした過去があるようでもないので、ここは一つ、こちらも演技派できている中村ゆりさんとの関係を、お似合いのカップルとして見守りたいと思います。「おっさんずラブ」でブレークしたからって、今更騒がないでって、もはや親御さんの心境。合掌。

 

 

 

「HiGH & LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION」(2017年)

登場人物全員主役を標榜したがゆえに、魅せ場とストリーテラー的に登場し、その数分で役の奥行や背負った背景を表現する、主にEXILE以外の役者さんは相当演技力いるだろうな、と思ってしまった。

「THE MOVIE 2/END OF SKY」に比べて、EXILEの面々の超絶アクション(喧嘩シーン)が延々続くのは少し減って、政府まで絡んだカジノ計画の予定地が工場跡地で公害のリスクがある、という、ちょっと前にワイドショーを賑わせた似たような問題を取り入れて展開。

今回は、EXILEの”上の”人たちが大活躍。AKIRAやTAKAHIRO、登坂などは、どんなに戦っても負けたり傷ついたりほとんどしない。岩ちゃんのコブラなんてとらえられてぼこぼこにされていたけど。そして、回想シーンで出てくる闘いの末、死に追いやられた彼らの先達たち、井浦新斎藤工、そして、今回も仲間のために逝ったスモーキーこと窪田正孝も、亡くなる人はみんなEXILE以外の俳優であることにも気づく。

しかし今回は、これ、窪田正孝のプロモーションビデオ?って思えるようなスモーキーの死の直前の長尺のシーンがあって、窪田ファンを急増させたのではないかと思った。

窪田ファンには申し訳ないけれど、”イケメン然として紹介されるけど、実は顔だけとるとイケメンでない俳優シリーズ”というのが私の中で勝手にリストアップされていて、昔で言うと豊川悦司だし、最近だと綾野剛、そして窪田正孝。しかし、本作のカラコン&シルバーヘアー、おまけに公害被害者の咳(病)のスモーキー窪田の哀愁と正義感と優しさは、あのシーンでかなりカッコよかった。

そんなこんなで、林遣都が頭(=日向)の達磨一家の登場シーンはかなり少ないものとなり、悪い悪い遣都を観るために鑑賞しているこちらとしては、なかなか出てこねー、と思いながら観てしまいました。ほぼラストで、アメ車斜めに走らせてそのボンネットに乗っているって(林遣都が)、どうやって撮っているんだろうなんて思いましたが、達磨一家のテーマソングとグループの派手ないで立ちは、観ていてテンション上がりました。

 

 

 

 

「荒川アンダーザブリッジ」(2012年)

演技している桐谷美玲を初めていいと思った。いいと思えた桐谷美玲を発見できただけでも、観た甲斐あったかなあ。

もちろん、ほかにも河童の小栗旬。シリコンでできたマスクのせいで、目と口元しか本人じゃなくて、それで表現しようとしている様がおかしかったし、山田孝之の星は、星の被り物とメイクをしているのに、表現豊かでめちゃくちゃ笑えた。

笑えるファンタジー

それにしても、よくもこんなふざけた映画にここまで錚々たる俳優が集まったもんだ!(大真面目に政治家を演じていた高嶋政宏や、遣都の父親役の上川隆也など)

小栗旬は原作漫画が大好きで、立候補して村長=かっぱ役を射止めたらしく、ついでに友人の山田孝之を誘ったそうだ。主役を張った林遣都は舞台挨拶で、「最初はすごいメンバーと一緒に演れるとワクワクしていたけど、初日あの恰好の演者の皆さんを見て、この人達全員を相手にできない」とその日監督の前で泣きました」って言っていました。

 

冒頭の話に戻るが、演技駆け出し(?たぶん)の桐谷美玲の金星人2-3(にのさん)が、今の桐谷みたいにキラキラしていなくて、ちょっと田舎くさい素朴な女の子なところがとても良かった。林遣都とのカップルもとてもお似合いだった。林遣都がたぶん20歳~21歳くらいで撮影していると思われ、俄かファンの私が今さら観てみれば、まだ10代の残りの青さと細さが残る林遣都の、整った顔ばかりが際立つ映画だった。

大企業の御曹司役ということで、いつもスーツ姿(白シャツ)なのが、ちょっと牧君に重なり、”小牧君”って感じでした。

荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE スタンダードエディション(通常版) [DVD]

「グッド・ドクター」

2013年に韓国で放送されたドラマが、2017年にアメリカでリメイク、そしてこの度日本で、山崎賢人主演でリメイク。って、相当良いんじゃね?って期待も高まる。

 

障害を持つ主人公が、並外れた特技(才能)で事件を解決したり、ピュアさで人を癒す的なドラマはこれまでもあったけど、今回は驚異的な記憶力を持つ自閉症スペクトラムの小児科医の話。

山崎賢人も若いけど、演技達者だもんねー。

やり過ぎず、ナチュラルに、障害を持つ青年の、子ども救いたいという純水な思いを見せてくれるのではなかろうか。

先月まで、オペ室の悪魔゛バッド゛ドクター(ニノさん、ごめんなさい)を毎週見ていたので、今度はグッド・ドクターを見て心洗われようと思う。

「dele」

7月スタートのドラマ、私の中の必見は「dele」。菅田将暉山田孝之のW主演なんて見逃すわけにはいかない。

依頼人の死後の遺留データを消す仕事”なんて、なんて今時なんざんしょ。(私も依頼しておきたいわ)テレビ朝日のドラマは、前回の「おっさんずラブ」でかなり私の中で勝手に評価が上がっていて、しかも金曜夜11:15~なんてちょっとエッジがきいていて山田孝之らしい。(?)

公式サイトの山田孝之のコメントが素晴らしい。この人やっぱり頭いいんですね。

楽しみです。

「半分、青い。」前回の一部訂正

昨日、月曜朝の放送分を見ずに書いてしまいました。書いたあと夜中に見たら、出会って2回放送目で結婚とはなりませんでした。訂正しておきます。

しかし、りょうちゃん(間宮祥太朗)は、鈴愛の漫画のファンだったなんて、なんと都合の良い展開でしょう。

そして、あの夢を追い続ける人の詩。これまでになく(?)いい人全開の間宮君との展開が、ちょっと楽しみになってしました。