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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

久喜の予知能力

久喜は豆腐が好きだ。

麻婆豆腐をよく作るのだが、ニンニクと生姜を刻んでいる時点で、豆腐があると察知するようだ。この時まだ豆腐を出していなくても。

いつも鍋に投入する前に一かけらもらえるからね。

匂いを嗅ぎ付け狙っている久喜。


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「滑走路」(2020年):萩原慎一郎という歌人を知ってほしい

鑑賞後、本作のモチーフとなった萩原慎一郎の歌集「滑走路」を読んだ。

本作を観て、より多くの人が32歳で夭折した萩原慎一郎という歌人を知り、彼の作品に触れることを心より祈っている。

 

歌集には、非正規雇用で働いていた歌人の悔しさや不安を詠んだ歌、恋の歌、理想とする自分とは違う自分への焦り、そして短歌への信頼と自信を詠ったものなど様々な歌が収められていた。
映画は、歌集に表現された一人の歌人の多面性を、登場人物それぞれに分け関係性を絡ませながら、それぞれの成長を描いていたが、個人的にはフィクションでいいので、一人の歌人の誕生物語として観たかった。
17歳で短歌に目覚めたその背景、詠うことで生きた、繊細で優しい青年の苦悩と希望。そして才能とその開花の道程。
でも、難しいのだろうな、きっと。あまりに理不尽な歌人の生の終わりに、周囲の人は彼の人生を振り返り、彼の歩んだ厳しい過去を紐解こうなんてできなかったと思う。たとえフィクションで描こうとしても。

 

それにしても、本作の複数あるストーリー(最後はひとつにつながるのだけれど)の一つである「いじめ」について、改めて考えさせられた。

 

そもそも、どうしていじめる側はそこまで人を辱めることができるのだろうかと思う。自分が同じことをされたらどう感じるか。想像力が欠如しているとしか思えない。
そんなことを考えているところへ、北海道旭川で女の子が2年前のイジメを苦にして亡くなったという実名入りの報道を聞いた。ここでも過去に受けたいじめがトラウマになるという事実。

いじめが原因で若い命を失ったというニュースが絶えない。どうやったら、陰湿で長期間にわたる犯罪行為をなくすことができるのだろうか。

 

最後に「歌集 滑走路」には、詮無い状況にもがきながらも、希望を求める強い意志と柔らかい明るさを感じられる歌が多いと思った。

そして映画でも、どんなに長くて暗いトンネルの中にいるような状況でも、一筋の光はあるのだといっているような気がした。

 

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最近のお楽しみ❤️

映画「犬部!」に続き、舞台「友達」を控え、林遣都さん怒涛のインタビューラッシュ!

ということで、web 記事の写真をスクショしてスマホのロック画面にしています。(あくまでも個人の楽しみですから、許されますよ!)

日替わりではないけれど、新しい記事が出て、好きな写真がでると代えたりまた戻したりと、楽しんでるのじゃ。

スマホを開く度にフレッシュな遣都がいて、月曜日も元気に始まりました。

 

「ナイトドクター」- 2:”キンプリ”岸君、なかなかいいです。

今回(第6話)ほど岸優太演じる深澤を応援した回はない。て言うか、岸君(キンプリ:King &Prince)、演技上手いわあ。あの「VS魂」のオトボケ岸君であることを忘れて(やっぱりポンコツではあるけれど)、内科医・深澤の苦悩する姿と、一歩前に踏み出した時の喜びがすごく伝わってきた。

 

主人公の美月(波瑠)のことが気になりつつも、救命救急医としては彼女に追いつけないという劣等感を持っている深澤(岸優太)。今回も、前半は事故で一瞬気を失った美月をたたき起こして現場の患者の処置をさせ、そのせいでけがを負っていた美月は危険な状態になる。そのことで自責の念に駆られているのに、まだ無理をしようとする美月に怒りを爆発させる深澤。そんな中でも緊急の救命指令は待ったなし。美月が本稼働できず、人員が減ったナイトドクターチームで、救命処置を担当せざるえず、勇気を出して対応、適切な処置ができたことで少しずつ自信を得ていく様子に、こちらもうれしくなった。

前半5話でナイト・ドクターとして集まった若手5人の過去や抱える問題が紐解かれ、後半戦、まだまだある彼らの課題とその克服について、第2周目って感じだろうか。
それぞれの人物の描き方が丁寧だなと思う。

 

それにしても、キンプリのメンバーは見ていて安心感があるなあ。前回クルーの「ドラゴン桜」の高橋海人しかり。

いつの間にか、毎週月曜日を楽しみにしている自分がいる。さすが”月9”。

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「詩人の恋」(2017年):ラストの”大人の選択”が、潔い

「あゝ、荒野」で菅田将暉とW主演したヤン・イクチュン主演作ということで鑑賞。

 

妻に養ってもらっている売れない詩人(ヤン・イクチュン)は、妻の望む妊活に渋々付き合いながら、最近オープンしたドーナツ店の店員セユン(チョン・ガラム)の若い雄の美しさに惹かれる。セユンに思いを募らせ、それが詩の創作の糧となるうちにセユンの家族の窮状、セユンの孤独を知り、彼を助けたいと思うようになるのだが・・。

 

詩人の妻(チョン・へジン)が強烈だ。うだつの上がらぬ亭主に、せめて”種”くらいはよこせ、と言わんばかりに妊活をおし進め、夫の移り気さえも賢く敏感に察知、時にはすがり、時にはすごみ、女の狡さと賢さを体現したような人。詩人が若者に思いを募らせる前までは妊活がコメディのように描かれクスっと笑えるのだが、セヨンの存在が大きくなってからの泥沼は推して知るべし。

それでも最後は、それぞれが”大人の理解と選択”をし、傍目には丸く収まる。

 

孤独な者同士が、優しさを求めあう時、そこには男も女もないんだろうな、としみじみ。同情と憐憫の心、相手を愛おしいと思う心と相手を求める心に嘘はない。

セヨン役のチョン・ガラムの切れ長の目が美しい。不幸と孤独を背負った若者の刹那的な行動が危なっかしくて手を差し伸べたくなる。
そしてヤン・イクチュン。お腹ぽっこりのイケてないオジサンなのに、愛嬌を感じるのは、あのつぶらな瞳のせいかしらん。やはりこの人の演技からも目が離せない。

 

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