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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「ドラゴン桜」-4:視聴者の期待に120%応えた最終話

後半、坂本(林遣都)の裏切りが明らかになってきたが、今の林遣都が悪中のワルを演るかなあというファン心理と、桜木(阿部寛)に、学園売却計画を知らせたメールは誰が?という疑問が残っていた。

そして最終話、5人の東大合格者を出し理事長(江口のりこ)の退任、学園売却と前理事長の思惑通りに進むと思いきや、坂本・米山IT チームによるどんでん返し。まあ、スカッとするような勧善懲悪だった。

そして、腹黒い金儲けの企みとは別に、7人の東大受験の明暗、それぞれのストーリーにいちいち泣いた。

役としての成長も素晴らしいけど、前の出演作を見ていた私としては、髙橋海人と鈴鹿央士の演技が心に響いて、彼らと一緒に号泣してしまった。ものすごいスピードで上手くなってるなあ…。特に鈴鹿央士の前半の性格最悪の憎まれ役はなかなかだった。

 

本作、敵だと思っていた理事長、江口のりこが途中からは仲間となり、仲間だと思っていた教頭(及川光博)が物凄い腹黒ワルだったりと小さなどんでん返しの連続。もっと最初から言うと1話で桜木にイヤがらせしていた小橋、岩井ペアが2話では改心して桜木の手下になっていて、アホだけに憎めないキャラも愛された。

東大合格者を出すという目標とは別に学園のドタバタに翻弄される水野(長澤まさみ)の横で、悠然と言葉少なに構えている桜木・阿部寛。今回、学園売却計画に利用されることになったわけだが、その陰謀との闘いでは蚊帳の外におり、7人の生徒とキッチリ向かい続ける様が大きくて熱い。そして阿部の無精髭の濃い顔のアップも多用されたが、その度に中年になっても変わらず涼しい目のイケメンであることを再認識した。
今回ほど阿部寛の低い”だみ声”を心地よく聞いたことがない。それまでは、彼の滑舌の悪さが耳にひっかかることがよくあったのだが、本作ではそれさえも桜木先生というキャラの一つとなっていた。

 

私はシリーズ1作目を見ていないのだが、当初から見ている”ファンサ”にも事欠かなかった。小池徹平、紗栄子、中尾明慶、そして新垣結衣、声のみだけど山下智久まで!揃えての最終回。まあ、期待した通り、いやそれ以上の展開だったのではないか。

”本当に大切なのは勝ち負けではない。自分の信念に従って懸命に努力した一瞬一瞬、仲間との時間、それらが自分の力になる。自分の信じた道を行け!”(正確な台詞ではないです)若くもない私の心にも、桜木節がすーっと入ってきた。

 

やはり、TBSの日曜9時はテッパンだなと思った。予想外の展開を楽しむのもいいが、これだけ気持ちよく期待に応えてくれるドラマもなかなかない。

阿部寛ってこのまま走り続けて、私の中での俳優(ほぼ)No.1=役所広司みたいになるのかなあ、とふと思った。

 

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