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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「ST 赤と白の捜査ファイル」(2014年連続ドラマ): 林遣都の過去と未来の共演者を振り返りながら楽しむ

映画版を観て書いた感想を読み返したが、映画版よりも連続ドラマのほうが見応えがあった。全10話を三日間位で一気に視聴。

"Scientific Taskforce、科学特捜班"通称STは、突出して秀でた才能を持つ変わり者の集まりだ。対人恐怖症で口の悪い天才法医学者の赤城(藤原竜也)をリーダーに、プロファイリングのエキスパートの青山(志田未来)、聴力が異常によく物理のエキスパートである翠(芦名星)、嗅覚が鋭く腕っぷしも強いが言葉をほとんど発っしない科学専門の黒崎(窪田正孝)、僧侶との二足のわらじを履く化学に強い山吹(三宅弘城)。非凡故に警察組織に馴染めない彼らを束ねるのがエリート警部の百合根(岡田将生)といういかにもドラマ的設定。

組織からはみ出た彼らの能力を認め、活かそうとする凡人キャップ、岡田将生の愛ある奮闘ぶりがいい。藤原竜也の毒舌とツンデレ、そのひどい仕打ちに耐える岡田将生、二人のやりとりがコミカルで、さぞや現場では共演者一同笑いを堪えていたのだろうなと想像する。科学の知識をフル活用して謎解きさせる事件もなかなか面白かったと思う。

 

この作品で、林遣都は落ち着いていて、急に大人になった気がした。いやそういう役なのだから当たり前なのだけれど、それまでの作品で目にしてきた”青臭い若造”の部分がなくなっていて、エリート管理官であり、主人公(岡田)の親友でありライバル、そして良き理解者という”ワキ”を全うしていたように思う。

遣都の主役級作品をほぼ全部(「レジデント~5人の研修医」映画「青禾男高」は未視聴)見た者としては、ゲストを含めて今回の共演者を感慨深く見た。

本作で、エリート管理官の池田を演じていた遣都だが、補佐する理事官を瀬戸朝香が演じている。瀬戸朝香は「ダイブ」の時、遣都たちのコーチだった。
また、STのチームにいる青山、志田未来は「少公女セイラ」の時の主人公セイラ、遣都は彼女の相手役だった。
第9話のゲストで立てこもりの犯人役として登場した真島秀和は、記憶に新しい「おっさんずラブ」で、遣都演じる牧凌太の元カレ役だった。本作では遣都が眞島を庇って撃たれるというシーンがあった。
そんなところを楽しみながら、いや、正直他の人には本当にどうでもいい話だと思うのだけれど、ニヤニヤしながら見ていた自分がいたので記録の意味でブログに書き留めた。

 

最後に本作で、昨年自死された芦名星さんの、抜群のスタイルとクールな表情も拝めます。ご冥福をお祈りしつつ。

ST赤と白の捜査ファイル Blu-ray BOX

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  • 発売日: 2014/12/24
  • メディア: Blu-ray