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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「カムカムエヴリバディ」- 13 :あっ、あのおはぎは?!そして、あんこにまつわる自分ごと

今回の朝ドラは、3番目のヒロイン、ひなた(川栄李奈)が自分と同じ年代ということもあり、自分の生きてきた時代を再体験(もちろん超特急だけれどね)している感覚がある。

最終週は、冒頭に現在(2022年)のるい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)夫婦やひなたの状況を描き、オープニングタイトルの後、岡山でのクリスマス・ジャズフェスティバル(2003,4年頃?)での、るいとジョーの懐かしい人達との再会が描かれる。
ジャズと野球とあんこ、ついでに洗濯やコーヒーについても語られている模様。

そして、”あんこ”なのだが、竹村のおばちゃん(濱田マリ)が、会場で出されたおはぎを食べて「おいしいわ」と言ったわけだが、その形が安子の実家のたちばなのおはぎと同じ形だった。しかし、たちばなは戦後再興されておらず、それは健一(世良公則)が懇意にしている店のものらしい。岡山の百貨店にもお店を出しているその会社って、もしかして安子(上白石萌音)の父、金太(甲本雅裕)が、終戦後におはぎを盗んだ戦争孤児に「自分の才覚でおはぎを売って来い」と助けた子どもが興した会社なのでは?!と思いあたった。

もし、そうだとすれば、なんと細かいところまでの伏線回収だろうか!
あんこと野球とジャズ・・。の物語なのはわかるけれどね。

 

さて、このたちばなのあんこ、モデルとなる和菓子屋があるのかないのか知らないけれど、岡山出身の私は、岡山の老舗の銘菓「大手まんぢゅう」を思い出す。

ほとんどがあんこで、あんこが透けてみえるような薄皮をまとった小ぶりな和菓子は、私が子どもの頃、法事や慶事には必ずあった。由緒正しき手土産としてもよくいただいた。しかし、子どもの頃の私はあんこが苦手で、めったに口にしなかったし、食べてもヒラヒラの薄皮を丁寧に剥いてそれだけ食べるという、まったく間違った食べ方をしていたのだ。

何十年も口にしていなかった大手まんぢゅうだが、「カムカム」を見ていて、あんこ繋がりで食べてみたくなった。そこで先日帰省した際、お土産で買って帰り家族で食べたのだが、大人になった私の期待を裏切らずおいしい和菓子だった。甘すぎない、舌触りのよいこしあんは、品がいい。さすがに江戸時代からある和菓子屋だわと感動した次第。

ついでにもう一つ、私のあんこにまつわる話として、るいが回転焼屋を始めたせいで、やたら回転焼を食べるシーンを本作で見る。その結果、回転焼が食べたくなり、近所の商店街にある和菓子屋の「みかぼ焼」なる回転焼と同じ形のお菓子を久しぶりに食べた。こちらも、あんこがくどくなくて本当においしい。

私の周囲にも、絶品あんこのが2つもあった!ということで、明日の「カムカム」を楽しみにして、そろそろ終わります。

大手まんぢゅう 10個入

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