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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「コタキ兄弟と四苦八苦」- 5

不覚にも、レンタルオヤジの「コタキ兄弟」を見て泣いてしまった。

弟役の滝藤が、家族を捨てて出奔し今は認知症になって施設にいる父親(小林薫)の前で、亡くなった母親のことを語りながら思わず涙が流れるシーンではない。滝藤が別居中の妻と娘と久しぶりの買い物デートの終盤で、妻に「おばあちゃんになっても、そばで見守っていたい・・」と言った時だ。

もちろん、その台詞が出るまでの伏線は先に言及した父親との再会や、兄弟それぞれの両親とのかかわり方などの中で十分語られている。父親に捨てられた母と兄弟のその後の苦労や、その結果若くして亡くなった母親のこと。。。。それらを回想し、今ある自分の家族、妻のこと。父親似でちゃらんぽらんで無責任な性格とされている弟の二路(滝藤)だけど、愛する人に最後まで寄り添う決意は本物なのだ。

 

おかしい。おじさん兄弟が”レンタルオヤジ”というバイトを通じて、さまざまな事情の人と出会うコメディとして楽しく見ていたのだけれど、終盤にきて、二人のアジトみたいな喫茶店の娘、さっちゃんの出生の秘密だったり彼女の彼女のことだったり、ストーリーに展開と結末があるようで(当たり前か!)、急に居住まいを正して最後まで見るしかなくなった!

 

「スカーレット」- 15

役者さんたちが、ボロボロ泣いてくれないのがいい。

息子の余命を告げる喜美子(戸田恵梨香)も、元夫の八郎(松下洸平)も、受け入れ難い事実を受け入れられたかどうかは別にして、目の前のやらなければならないことだけを見つめる、その顔に泣けてくる。

素晴らしいな。戸田恵梨香&松下洸平。

お母ちゃんの鏡やな。喜美子。

こんな強い母になりたいわ。

 

テレビCM考 - 「Nintendo Switch (脳トレ)」

沢口靖子は非の打ちどころのない美人だと昔から思っていた。
しかし、同時にいわゆる”ダイコン”?とも。そして、個人的な志向だけど、声が苦手だった。「科捜研の女」がはまり役で、ずっと芸能界から消えることなく存在し続ける、昔の名取裕子のポジションを得られて良かったと思う。(ちなみに名取裕子はダイコンとは思わない。)

この度、「ヤマザキナビスコ→ルヴァン」のCM以外のCMで沢口靖子を見たわけだが、何だ!?と、くぎ付けになってしまった。知性と可憐さを伴ったとてもキュートな大人の女性=沢口靖子がそこにいるではないか!演技をまるでしていない様子がいい。こんな感じなんだね、素はきっと。(と思わせる演出。)頭の良さと育ちの良さがにじみ出いる。沢口靖子が才女であるのは知っていたけど、今回のように感じたのは初めてだった。

そして、忘れていけないのはその横にいるおっさん=吉田鋼太郎だっ。
靖子(!なんで下の名を呼び捨て?)をあのように自然な感じで、だけど女性として可愛さ120%に振舞わせているのは、ひょっとして吉田鋼太郎というちょい悪オヤジ、エロオヤジが横にいるからではないか?エロオヤジは言い過ぎだけど、なんだろう、あのセクシーさは?鼻の上にしわを寄せて笑う吉田鋼太郎は(絶対自覚していると思うけど)、とんでもなく魅力的でセクシーだ。おっさんなのに、大人の女性なら8割くらいがやられてしまうのではないか。(やられる度合いは人それぞれだが)

鋼太郎さん、ずるいよ!とホント思うくらい、カッコいい。あのCMの中では特に。あ、そうか!前述のとおりベタ褒めした沢口靖子がいるからだ!

すばらしい化学反応。このCM、脳トレターゲット層にしっかり届いたと思う。
CMの二人みたいに素敵な大人として、脳トレやーろおっと!(ターゲットはわしか?!)

 

余談だけど、「おっさんずラブ」でブレークしたのは田中圭、再ブレークしたのは吉田鋼太郎(最初のブレークは、たぶんNHK朝ドラ「花子とアン」の蓮子さんの旦那さん役)、彼の中の演技の一部が変にブレークしちゃったのが林遣都、だと思うのだけど、前者2人はあの後CMが、田中圭の場合はバラエティへの進出もあり”ブレーク”の波に器用に乗っている感じがする。一方、林遣都は「おっさんずらぶ」の後、CM、ドラマと続いたけど、その後はいつもの彼の仕事のやり方に戻っている気がする。つまりテレビに出まくっている感がまるでない。

だから、牧凌太沼にはまり、林遣都という俳優を追いかけている人々は、彼の過去作品を掘り起こして見るしかない。そして、あまりに牧凌太だけ、それまでの彼の演じた役の本当にどれでもない、全くの別人であることを思い知る。(ま、思い知ったのは、私なんだけどね。)

脳トレの沢口靖子と吉田鋼太郎の話から始まったけど、結局「おっさんずラブ」の林遣都で終わっちまいました。


脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング TVCM

 

テレビCM考 - 「東京メトロ」

週末、東京マラソンを見ていたら東京メトロのCMが大量投下されていた。オフィシャル・スポンサー、しかも"プレミアムパートナー"というのだから当たり前だ。

2時間ちょっとの間、もはやマラソンを見ているのか、石原さとみのプロモーションビデオを見ているのか、わからなくなってきた。それくらい、石原さとみのいろんな表情、可憐な姿を東京メトロのCMを通じて拝めた。

CMの中で、様々な顔を持つ東京を体験する石原さとみはものすごく可愛い。それぞれの駅で、体験するモノゴトにより衣装も変わり、それもま超今時のお洒落なお姉さんって感じでいい。個人的には、彼女の少しかすれたハスキーボイスがたまらん。そう、声の低い女、その上少しハスキーボイス!が、個人的にとても好きなのだ。

 

結果、東京メトロのCMは成功している。メトロの各駅には、こんな情緒あふれる街があるんだ!粋な江戸を感じる街や人々の営みと触れたり、一方でエッジの効いた最先端の都市もある。石原さとみと一緒に東京を再発見するこのCM、20代後半から40代の、自分を豊かにすることにお金と時間を惜しまない女子たちの脳裏にしっかり焼き付くことだろう。同時に、ドラマでは最近不発がささやかれ石原だけど、かつて女子がなりたい顔1位に輝いた実積を持つ彼女の可憐さを再アピールする絶好の機会となっている。


東京メトロ【CM】Find my Tokyo.「Find my Tokyo.2019. コンセプト」篇

 

「コタキ兄弟と四苦八苦」- 4

今日ほどエンディングの「ちょうどいい幸せ」(スターダスト☆レビュー)が沁みたことはないなあ。

 

コタキ兄弟(兄:古舘寛治・弟:滝藤賢一)が入りびたる喫茶「シャバダバ」のアルバイト、さっちゃんの(芳根京子)夢の中で兄弟の体が入れ替わり、その後さっちゃんも巻き込んで三つ巴でいろんなパターンに入れ替わり、さっちゃんの夢の中の妄想(?当たり前か)が繰り広げれる。

男になりたかったと言うさっちゃんは、喫茶店のオーナーがお年寄りなことをいいことに不要なワカメを売りつけた三河屋を男の体になって撃退したい。しかし、本当に男になりたい理由は別のところにある。

今回はさっちゃんのモノローグで、亡くなった父親のことや過去の同棲相手との想い出、男になりたい本当の理由などがしんみりと語れる。しかし画面はそれぞれが入れ替わっての慌てぶりや、からかい、中年男の体の悲しさなどなど、、かなり可笑しい。なのに、ちょっぴり心がちくっとするような切なさと、じんわり温かくなるオチがあり、冒頭に書いた通りスターダスト☆レビューの歌声が沁みたわけだ。

 

それにしても、古舘、滝藤がお互い入れ替わった時の相手そっくりの物言いには驚いた。そして芳根京子も負けず劣らず、古舘寛治がしゃべっているみたいで、ホントびっくり。3人とも芸達者だなー、とつくづく感心。高い演技力を観たという意味でも面白かったー!

www.tv-tokyo.co.jp

「スカーレット」-14

"箸休め"ウィークは喫茶SUNNYで、主人公喜美子(戸田恵梨香)の幼馴染み、照子(大島優子)、信作(林遣都)それぞれの夫婦のカタチを描く展開。と、思いきや、何のことはない、これまでのお話の振り返りだった。回想シーンにしてはかなりたっぷりめで、本作の展開の早さを補完するみたいにストーリーを復習できた。

それにしても林遣都がミジンもイケメンに見えない。おもろいおっちゃんに徹してるわあ。

 

このSUNNY week、これから終盤にかけて予想される、たぶん号泣必至の展開前の一服なんだろうな。なんか、ここで見るのを止めたくなるような悲劇の予感。

お医者さん役の吾郎ちゃん(稲垣吾郎)の登場が悲しい。(いや、吾郎ちゃんはいいんどけどね。)

「恋はつづくよどこまでも」-3

いやあ、この歳にしてキュンキュンするのが嬉し恥ずかしいったらありゃしない❗

少女漫画の王道中の王道を行くこのドラマ。設定、内容共に視聴者を裏切らない、ある意味安心して見られる主人公の波乱万丈のラブコメ・サクセス(たぶん)ストーリーだわ。

 

佐藤健のツンデレ・イケメンぶりを見ながら、あー、こんな役を林遣都がいつか演ってほしい!と切に願ってしまいます。

朝ドラ「スカーレット」のサイドストーリー、喫茶"sunny"ウィークを見たあと特に。