月の明るい夜に歩道橋から一緒に転がり落ちて魂が入れ替わってしまった、連続殺人の容疑者である日高(高橋一生)と捜査一課の刑事、望月(綾瀬はるか)。日高の外見である望月は、自分の外見の日高を逮捕することもできず、日高の提案通り入れ替わったそれぞれの人生をひとまず過ごすことになる。
中身が女性(望月=綾瀬はるか)になった高橋一生の演技が真骨頂。ここまで上手い人だとは思わなかった!
走り方、しゃべり方、座り方。最初に日高の自宅に駆け戻った様子が、綾瀬はるかかと思ったほどだ。高橋一生は綾瀬はるかの演じる望月の心で芝居をしているわけで、望月役の綾瀬はるかの走り方を観察していたんだー、と笑いながら関心してしまった。
ドラマとしては、少しおっちょこちょいの望月が会社社長の日高の役割を劇中でやり過ごさなければならない危機的状況、とんちんかんも十分可笑しい。
一方、綾瀬はるかは望月の姿で日高を演じるわけで、その冷徹さ、残忍さもなかなかのもの。あまりに以前の望月と違う雰囲気をいぶかる周囲の刑事たちに”路線変更した”とうそぶき、バッチリメイク、敬語、冷静沈着ぶりを通す。
2話のラストでは、望月のバディである八巻(溝端淳平)が、日高と入れ替わったことに気づいてくれ、とても感動的なシーンだった。それまでいちいち高橋一生の望月演技に笑っていたのに、急にしっとりした気分になった。
いやあ、想像以上に面白くなってきた! 高橋一生、最高だわ。
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