私にはもはや犬には見えない、うちのワンコ。
お腹も一杯で、午前中の一眠り。いつもと場所を変えて(自分でもクッションを引きずっていった)熟睡している顔が、ややブサイクな感じなのだけど、それも愛おしい。
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私にはもはや犬には見えない、うちのワンコ。
お腹も一杯で、午前中の一眠り。いつもと場所を変えて(自分でもクッションを引きずっていった)熟睡している顔が、ややブサイクな感じなのだけど、それも愛おしい。
今日も1日ベッタリ一緒にいた。
夕食後、いつも私が洗い物を始めると、デザートのおこぼれももらえないし、お腹もふくれているし、早々に2階のねぐらに行くのだが今日は階段の途中で止まって、私が上がるのを待っている。あまり遅いと早くー!と言わんばかりにワウワウ吠える。
抱っこして久喜のねぐらに連れて行き、用事を済ませて行くから待っててね、と下に降りたら、またついて降りてくる。
妙にベタベタついてくる、久喜にはこういう日もある。
何度か上がったり降りたりして、やっと私が久喜のねぐらのある寝室で、最後の家事、洗濯物をたたみ始めたら、スヤスヤ寝始めた。
久喜のねぐらは、私のパソコンデスクにある椅子の下です。
雨で始まった月曜。
散歩も行って、朝ごはんも食べて、いつものネジロに収まり、すでにうとうとモードです。
2年前に林遣都沼にハマって一度観た映画が、GYAOで絶賛無料配信中!(6月27日まで)林遣都ファンなら、これは見逃してはいけません!
この「ラブファイト」、10代の頃の林遣都作品の中で、私にとっては”The Best”に挙げた作品です。最初に書いたブログを読み返すと、なんだか平たいものになってしまっているし、一部訂正したくて、その2を書くことにした。そう!これはまごうことなく恋愛映画でした!
遣都ときいちゃん(北乃きい)が入門するボクシングジムの会長で元日本チャンピオン役の大沢さん(大沢たかお)が言う台詞で、「ボクシングは喧嘩でもスポーツでもない、美しい会話なんや」というのがあるのだけど、まさにそれなんだな。私なりに補足すると不器用で、言葉にすることがヘタな2組のカップルの、ボクシングという殴り合いを媒介にした嘘のない、純心からの会話=恋愛の映画だった。
泣けてきたものねー。ラストのガチンコの遣都ときいちゃんの殴り合い。最初に鑑賞した時は、男女でガチの殴り合いをするシーンがあまりにありえなくて、驚きの感情のほうが強くて青春×スポーツ映画という印象だった。しかし、前述の大沢さんの「ボクシングは美しい会話」というくだりをしっかり頭に入れていれてみると、不器用な二人が10年にわたって育んできた関係とこれからの関係が、ボクシングという会話を通じて180度変わったことがわかる。
きいちゃんがものすごくかわいい。本当に。そして遣都は実年齢よりも若く、中学生にも見えてしまうあどけなさ。凛としたきいちゃんの佇まいと、遣都の全身で醸し出すヘタレぶりが、最後の2人の殴り合いシーンに至るまでを説得力を持って語っているし、そういう意味で遣都の演技は素晴らしいと今更ながらに思った。
最後のキスシーンは本当に最高!
さあ、私も「Fit Boxing」がんばろーっと。
久喜は東日本大震災の年に、みかん農園をしているブリーダーさんの犬舎で生まれた。
本当は黒いトイプードルの雌が生まれたというので見に行ったのだが、久喜の姉にあたる黒のその子は、歯のかみ合わせが悪いといわれた。それでその子より一回り小さい茶色(毛色としてはアプリコット)の弟のほうを譲ってもらうことにした。
我が家にとっては初めての犬。一人娘の誕生日プレゼントという名目で買ったのだが、要は私と娘が熱望したのだ。譲り受ける時、ブリーダーさんから言われた2点をよく覚えている。
子どものために買っても子どもは世話をしませんから、お母さんが気に入ったのを買ったほうがいいですよ。
トリミングが大変と思うなら、自分で刈ればいいんですよ。
私はそのアドバイスに従った。
久喜のことをブログに書こうと思ったは、このコロナ禍で四六時中一緒にいて、(とにかく私についてくる。相当眠い時、私が洗い物をしている、お風呂に入っているなど、やっていることがいつもと同じことなら安心して自分のネジロにいるのだが、ルーティーンでないことをやっていると、好奇心もあって必ずそばにいるのだ。)ふと、彼が年をとったと感じたからだ。
ボール遊びをしたい時はボールを持ってくるし、散歩も長くいっても喜んで歩くけれど、ボール遊びの時間は短くなった。そしてブロンドでつやつやだった耳の毛が薄くなったことに気づいた。
トイプードルの寿命は15年前後と聞いている。10歳を過ぎたら老犬だそうだ。久喜は老犬ではないけれど、トイプードルに多い皮膚の老廃物がたまったデキモノも出てきたし(一つは巨大化している!)耳や目のアレルギー症状も出てきた。コロナ禍で家にいて、1日3回、目薬を差してあげられるようになった。朝晩のお口のケアも欠かさない。(シューっと口臭予防と歯垢軽減のスプレーをしている。)
一緒に過ごしたこれまでの9年間弱より、こらからの数年間のほうが短いことに思い当たる度にビクッとする。(そう書いただけで涙がにじむ。)
そこで、久喜との日々をブログに残しておきたいと思ったのだ。
スティーブン・スピルバーグ監督の名前を世に知らしめた作品と聞いたので、いつか観なきゃと思ってた。日本での公開は1973年。それから何度も地上波で放送されているらしい。たぶん「ターミネーター」と同じような感じだよね。名作を繰り返し放送するやつ。
最近日本で問題になっている”あおり運転”どころの騒ぎじゃない。大型トラックによる執拗な走行妨害とあおり、単なる脅しではなく間違いなく命を狙ってきているトラックとの死闘を1時間半、ずっと描いている。結末を知っているのに、どうなってそうなる?これからどんな展開?が気になって全く目が離せない。
さび付いた”顔面”の大型トラックは、無機質な車というよりだんだん意志をもった化け物に見えてくる。運転手が顔を見せないのも、よりトラックそのものが生きているように見えて恐ろしい。
追いかけられる男は、最初からそのトラックと戦闘モードではなく、なんとか衝突を避けようと、また運転手の怒りを鎮めようと、当たり前に努力をするのだ。助けを呼ぶシーンだってある。道路の陰に隠れてトラックをやり過ごそうと何時間か潜んでさえいた。それなのに、それなのに、さび付いた茶色の巨体は男の視界から消えることなく、追ってくるのだ。
こわーっ!ものすごい緊迫感。
アメリカの広大な大地に敷かれた、舗装もいい加減な道路。建物一つない景色が続く中、助けを乞うにもガススタンドも休憩所もなかなかない。男の孤独と恐怖が、乾いた景色とともに鮮烈に観る者に刺さる。巨匠、ここにあり!