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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

池松壮亮

「紙の月」(2014年)と「続・深夜食堂」(2016年)を観た。

「紙の月」では、宮沢りえ扮する銀行員の主人公が、横領に手を染めるきっかけとなる年下の男役。
「続・深夜食堂」では、キムラ緑子扮する蕎麦屋の女将の一人息子。
どちらも、ちょっと甘ったれた感じがして、年上の女性が放っておけないタイプの男だ。
その役がハマる理由を探してみたが、やはり、池松壮亮の少し鼻にかかった声と、子犬のような目かなと思う。

ところで、2年前映画館で観た「海よりもまだ深く」(2016年)に、池松壮亮が出ていたことを今頃知った。当時池松壮亮のことをまるでマークしていなくて、全く印象に残っていなかった。でも、よく出るあの俳優さん、あるいは、どこかで観た俳優さん、という印象を全く残さず、その作品でその役としてだけ存在することも、ある意味すごくないか?と思ってしまった。
で、一周回って(?)ドラマ「宮本から君へ」なんだけど、宮本を演る池松はうっとおしいくらい熱くて、実は男(上司、先輩、同僚、取引先)に甘えていて、自分のやり方を通す男で、こんなビジネスマン今時ないわあ、と思ってしまう。池松壮亮が出てなかったら、きっと見なかっただろうな、と思いながら毎週暑苦しいビジネスマンの戦いを見ているわけです。(しかし、やっぱり男からみても放っておけない役だ。あの目、かなあ。)
そろそろ終盤かしらん。もう少し熱い熱い宮本に付き合います。

追記:確か「海よりもまだ深く」では、阿部寛演じるダメ男の主人公を仕方なくサポートする、年下の同僚の役だったと思います。そこでは甘えん坊キャラは封印されていました。