終わってみれば、劇伴がなかなか、いや相当いい!ことに気が付いた。最終回と、その1回前の回は、不覚にも落涙。最終回は号泣だったな。流れる音楽も、もはや中高年をターゲットにしとるんか?と思ったほどだ。(違うと思うけど)
わかりきったストーリー展開(一部、消化不良の伏線や事件の顛末はあるにせよ。)、最後、昭和の時代に帰っていく三平(博多華丸)が「美 少年」6人が扮する登場人物それぞれに別れの言葉を語りかけるくさい演出。わかっているが、泣けてきた。華丸の素晴らしい演技のせいもあるが、ジャニーズジュニアの「美 少年」の子たちが(たぶん)素でその言葉を噛みしめ、演技とは別のところで泣いている顔、涙をこらえる顔に感動したから。
役と共に成長したね。と、おかん目線で賞賛をおくりたい。
しかし、こういう若手を育てる深夜枠のドラマでも、ちゃんと押さえるところは押さえて作っているんだなと思った。このドラマの場合、少年たちへ送る”ちゃんとした大人”からのメッセージ。