< script data-ad-client="ca-pub-5086079268044038" async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js">

はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「危険なヴィーナス」

なんとまあ、緊張感のないミステリードラマなんだろう。

失踪中の矢神家の全遺産相続権を持つ明人(染谷将太)の嫁を名乗る楓(吉高由里子)の、まったりとしたしゃべり方に加え、ヒールが好評の矢神家の養子、勇磨(ディーン・フジオカ)のゆっくりとした物言いのせいか・・。このユルユルと感じる展開は何なのだ?

最初、資産家の当主が病の床に伏した矢神家のリビングで、ずらりと遺産を狙う親族が集まった中にディーンがいる画は(私にとっては)既視感ありあり。ディーンにハマっていた頃 Amazon Prime で見た「ハピー・マリッジ」と同じシチュエーションだった。

まあ、よい。こういうドラマの展開でありがちな画だし。

主人公は矢神家に連れ子として入り、母親が亡くなってから矢神家を出て獣医をしている伯朗(妻夫木聡)。業突く張りの矢神の人間に虐められ(特に勇磨は天敵)闘うよりもそこから逃げたという。ちょっと気弱でお人よし、美人にめっぽう弱い、”のんびりさん”ぶりで、ドラマの緩急の”緩”を担っているようだが、”急”の緊迫感が弱いだけに、そこが立ちすぎて、もはや以前トヨタ自動車のCMで妻夫木が演っていたのび太にしか見えなくなってきた。

吉高と妻夫木の達者な演技で、ミステリードラマの中にコメディ要素を入れ、緩急あって面白いじゃん、と最初思ったし、何を隠そう、ディーン・フジオカ、妻夫木聡は私の見るものリストに入っている俳優なので、見始めたのだけれど・・・。

そもそも、頭脳明晰でアメリカで起業しているやり手、周りの女性から愛され、楓からも絶対的に愛されている(ように見える)明人が、染谷ってのが解せん。今のところ回想シーンや写真でしか登場していないのは、大河ドラマ「麒麟」で忙しいからか?!

とにかく、もう少し正統派のイケメンのほうがよくね?いやいや、いわくありげな面持ちの染谷が演る明人の謎がこれから明らかにされるのか・・・。まあ、そういろいろ勘繰らせるところがあるのだから、やはりミステリードラマなんじゃな。

次週はちょっと展開するみたいです。脱落せずに見ますよ。

www.tbs.co.jp