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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「アリスの棘」(2014年/TBS金曜ドラマ):予想のつかない展開が面白過ぎる!

オダギリジョーの出演作品をチェックしていて、BSで再放送があったので早速視聴。

再放送されるだけあって、かなり面白かった。平日毎日再放送だったので一気に見られて大満足!

 

濡れ衣を着せられ、医療ミスで亡くなった父親(眞島秀和)の死の真相を追い、関わった大学病院の医師や関係者に復讐を仕掛けていくダークヒロインに上野樹里。

彼女と一緒に真相を追う、医療担当の新聞記者にオダギリジョー。

最初から、味方になのか敵なのか、登場人物の複雑な感情の揺れで、ヒロインとの関わりが変わっていき目が離せない。

そして、ヒロイン自身も、復讐のためなら何でも利用していたやり方から、自分に思いを寄せてくれ、関係を断った後でも、自分をかばって命を落とした青年医師(中村蒼)を思い、復讐に迷いを感じ始める。

一方新聞記者は、真相に迫っていくにつれ、病院で亡くなった妹の死の真相に行き当たり、逆に復讐心か芽生えて暴走し始める。

 

よくよく考えると、病院長を筆頭に何人もの有能な医師たちが、患者のことを出世の踏み台にしか思ってないクソ野郎という設定があり得ない。しかし、だからこそ復讐劇が成立するわけで、そのフィクションよりも犯罪に走る医師たちの背景や弱さが丁寧に描かれていて説得力があった。

藤原紀香、悪役を好演。またココリコ田中直樹は、やはり上手い。

最後まで本当の黒幕がわからなくて、最終話での一気の謎解きに、驚愕ひとしきり。

ヒロインの養父(中村梅雀)の、全編を通じた"おどけ"の存在感が最後に活きる。

上野樹里の出演作を見たのが、意外にも2回目で(彼女が活躍していた時期、私がドラマをあまり見ていない時期だったのだと思う)この人やっぱり上手いんだなーと思った。

また、オダギリジョーが、普通の常識人を演るのを見るのが好きで、そういう役こそ結構むずかしいと思うのだけれど、さすがに上手くはめてくる。

恋愛要素、ほぼゼロ。

だからそこ、犯罪の背景にある人間のエゴや狂気を丁寧に描けていて、サスペンスとしても人間ドラマとしても見応えがあった。

 

www.tbs.co.jp

 

 

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