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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「獣になれない私たち」 ‐ 2

ネットで見るドラマ評や視聴率で言うと、すこぶる低調な印象を持ってしまうけど、前々回の録画を昨夜見て、やっぱり面白いやん、と思ってしまった。

ガッキーの恋人京谷(田中圭)の優柔不断さにイラつきながらも、なんかきれいごとでなく、ガッキーが京谷をかばう本心が芯をついていて共感。だからと言ってその状況に甘んじていられる彼女のことを理解することはできないけど…とドラマの話なのに、まるで友達の相談事のように思考している自分がいる。

 

それにしても、松田龍平の能面顔なのに説得力ある、あのキャラクター作りってなんだろう。めずらしい俳優さんだよね。

ちょっとあの役を演っている松田龍平を観察したくなりました。

 

Coming Soon!「まんぷく」に菅田将暉

1度も見ていないドラマのタイトルを、今日のブログのタイトルにするのもいかがなものかと思うけど・・・・

 

朝ドラも後半になり、12月から菅田将暉くんが登場!!! するそうです。

かなりの高視聴率らしい「まんぷく」。安藤サクラがやぱり上手いんだろうね。そろそろ見始めようかな。今からなんて、理由が明確なだけにちょっと後ろめたい気もしますが、菅田くんのマッシュルームというか、栗頭の弁護士(奇しくも林遣都弁護士と同じ弁護士!!!)を見逃せないしね。どんな感じに作ってくるのかとても楽しみです。

nlab.itmedia.co.jp

樹木希林 ポートレート(宝島社新聞広告) ‐ 2

やられた!宝島社に。

別の新聞を見たら、アインシュタインばりに舌をペロリと出した樹木希林の見開き全面広告。昨日書いた時のクリエイティブとは違う希林さんからのメッセージがあった。

今回の締めのコピーは、「サヨナラ、地球さん。」

日本人の考え方の一つである「水に流す」ということをもう一度考え直そう。

なかなかそれが世界には通用しない時もあると思うけど、桜が毎年咲きほこり、散り去り、翌年また同じように咲く様が水に流すと同概念だとのたまう。今の世の中、問題が起こったらみんなで一斉に徹底的に叩き潰す、そんな傾向への警笛。

さもありなん。

 

私は前半の、モノでも体でも使いきるという考え方に、より共感しました。栄養と医療が行き届いている今、体はなかなかダメにならない。例え癌になっても、うまく付き合って生きていかなければならない。あーあ、こんな体になっても、と思うより、与えられたツール(体)とその状況を受け止め、面白がり、使いきりたいと。

そしてそのように生き、逝った希林さん。

桜がまた咲くように、水に流れて、カタチを変えて、またどこかでお会いしましょう。

 

宝島社の企業広告は、これまでもパンチが効いたものだったらしい。不勉強で今回初めて生で遭遇した。

言論を生業とする企業として、とても好ましく思えた。

 

 

樹木希林 家族ポートレート(宝島社新聞広告)

やりやがった、宝島社。10/29、月曜日の新聞見開き全面広告。

樹木希林さんの話した言葉のコピーライティングが、今の宝島社のメッセージになるってことだよね?

 

「絆というものを、あまり信用しないの。」で始まるメッセージは強烈だ。そして、家族写真が全員同じ方向を見ていないのもいい。それぞれが各々の道を歩く様が見てとれる。

これを樹木希林の存命中に企画したこと、家族が応じて揃ったこと。この奇跡的に素晴らしいショットが撮れたこと。このメッセージを残したこと。それら全てに心打たれるし、宝島社の静かな闘志みたいなものすら感じる。

ベタベタしたいのか、放っておいてほしいのか、甘え上手で繊細なのがいいのか、強がっていて無神経な振りをするのがいいのか、空気を読みすぎて疲れちゃった、人間の最小単位のグループ、現代の家族に、覚悟と一筋の光の一石を。

 

「あとは、じぶんで考えてよ。」 (←最後の決め台詞)

 

 

 

「西郷どん」 ― 5

久しぶりに見たら、戊辰戦争も終わって新政府が発足。その前途多難な様子を丁寧に描いているのね。

難しい立場の大久保利通瑛太が好演。私が今まで見た瑛太の中で、一番カッコいいし、いい面構えだと思う。おいしいところを鈴木亮平が持っていってるけど、上に立つ者には冷徹さが必要で、それを友である西郷が理解し、握り飯を二人で食べるシーンはしびれた。

辛いときや何かを耐えた後、口にした食べ物の味で、張っていた心の緊張の糸が切れ、グッと涙(感情)が溢れる時がある。そういうシーンだった。思い出したのは、「千と千尋の神隠し」のワンシーン。そして私自身の身に起こった出来事。

あー、これから西南戦争に向かっていくのかあ。西郷どんっ。

 

「鋼の錬金術師」(2017年)

ディーン・フジオカを追っかけていた時は劇場で観るつもりだったけど、ディーンへの興味関心が小さくなるにつれ、見逃していた本作。昨日やっとWOWOWで観ました。

元々原作を読んでいないので、お話については何とも言えませんが、想像していたのより壮大なメッセージがあるように感じました。(後で原作についてWikipediaで見たところ、確かに壮大なお話!)

山田涼介を始め、旬な人気俳優をちりばめ、やや大味な演技と展開でストーリーが進んでいくなか、松雪泰子の人造人間(ホムンクルス)が出色でした。

いやあ、松雪さん、ホントいいわあ。往年のアンジェリーナ・ジョリーを彷彿する色気と妖艶さがありました。

おディーンは、カッコいいは変わらないんだけど、何分演技が一本調子。今回の大佐役は別に複雑な心の機敏の表現を彼が担っているわけではないから良かったです。まあ、ファンとして落ち着いた今頃、WOWOWで観て正解だったかなというところです。作品的にも。

鋼の錬金術師 DVD

 

「Papa」~孫代わりの大学生を派遣してくれる、異世代交流サイト

すごくね?

日本では、すっかり”育じい”の存在が定着しつつあるけれど、アメリカでは孤独なお年寄りが、孫の代わりの大学生を派遣してもらえる交流サイトがあるそうだ。

 孫がいたら、スマホの使い方を教えても「らうのに。

 孫に庭の手入れを頼みたい。

 孫がいたら買物に付き合ってもらうのに。

そんな願いを叶えてくれるサービス。サイトに登録できる学生は厳しい審査に通った者だけらしい。確か新聞で読んだ時、時間給は20ドルだったような・・。いいアルバイトだと思う。介護などのサービスはしない。あくまでも孫のように話し相手になったり、ちょっとしたお手伝いをするだけだ。

日本にも上陸するだろうか。

確かに、本当の孫の機嫌をとりながら小遣いを与えながら、何かに付き合ってもらったりするより、確かなエージェンシーから派遣されてくる心得た若者のほうが、よっぽど頼みやすい、甘えやすい存在なのかもしれない。

ふむ。

私のようにいくつになってもイケメン好きの人間には将来ぜひ試してみたいサービスかもしれない。でもド・ストライクな風貌の若者(なぜ端から男と決めつける?)だったら、90歳近い年齢になった時の私でも、やっぱりドキドキしてしまうのだろうか。と書いてふと思った。やはり同性にしないと、次世代のホストサービスになっちゃう!ひええええーっ。

ideasforgood.jp