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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「ブラックペアン」ー2(二宮和也)

この手の医療ドラマは、登場人物をこれまでの医療ドラマの登場人物の(ドラマ上の)ポジションと照らし合わせて比較されがちだ。

今回の「ブラックペアン」を見ていて、つい思い浮かんだのがキムタクが主演を務めた「A LIFE~愛しき人~」。

・腕は良いが、病院で異端児として煙たがられている医者:二宮≒キムタク。

・二宮に反発しながらも影響を受け成長する研修医:竹内涼真≒松ケン(若手医師)

・みんなが嫌う二宮を唯一理解し、サポートする看護師:趣里木村文乃

・二宮の敵:小泉孝太郎浅野忠信

・要所要所で主人公たちに絡む治験コーディネーター:加藤綾子菜々緒(弁護士) 

といった具合。

「A LIFE」では、スマップ解散後のキムタク主演のドラマということで失敗できない!成功を盤石にするために固めた脇が主役級、その結果、ドラマも後半になると、視聴者の目には主役は浅野忠信にしか見えなかった。

 

「ブラックペアン」の主役は、苦悩する心情を映す画の長さから言っても、研修医の竹内涼真だと思う。しかし、彼の斜め横にふらりと立つ二宮のダークヒーローぶりはあまりに様になっている。演技云々よりも、彼の猫背と168㎝の身長、そして顔色(血色)の悪さがかなり貢献している。もちろん、それらも演技として表されていると思うが(身長以外)、アイドルにして俳優の二宮本人が元々持っている資質に依るところが大きいと思うのだ。

実は、彼が高評価された「硫黄島からの手紙」や「母と暮らせば」ほか彼の出演映画、ドラマをこれまで見たことがなかった。ただ、話題作に出演していたこともあり、何回か彼のインタビュー記事を読んだことがあった。それらの記事でも、また今回のドラマの宣伝のためのインタビュー記事でも、彼の気負わず、物事を俯瞰して見る話に興味を持った。このドラマは私にとって、二宮和也という俳優を今更発見できたドラマだ。

 

2話でもお決まりの展開で、島田洋七がえらい目に合っていたけど、3話でもそのお決まりを期待しつつ、なぜかヒールの小泉孝太郎にエールを送ってしまいます。(ヒールよりも、その狸ぶりで周囲を陥れている内野聖陽(教授)と、ダークなニノのほうが、よっぽど悪く見えちゃうってこと!)

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