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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

トヨタ自動車ならびに自動車会社各社様へ

最近、犬の散歩をしているとき前方から来る車が凶器に見えてきます。いつ暴走してこちらに向かってくるかわからないと思えてくるのです。

 

先日、滋賀県の大津市で信号待ちをしている園児の列に車が突っ込み、園児2名がなくなった痛ましい事故がありました。逮捕された女性は前方をよく確認せずに右折しようとしたと言っています。不注意です。車の運転中に不注意があってはならないのは確かですが、人間ですから注意力が散漫になることはゼロではないと思います。また、昨今ではお年寄りによるアクセルとブレーキの踏み間違による事故も後を絶ちません。

 

大津市の事故の後、トヨタ自動車の売り上げが初めて30兆円を突破、利益は2兆円に上るというニュースを見ました。また、トヨタ自動車がCMに香川照之さんを起用して、「モビリティカンパニー」へチェンジすると大々的に宣伝されていたのも記憶に新しい。

にわか知識ですが、自動車業界では「CASE」(Connected, Autonomous, Shared, Electric )というWordが今後の方向性を表す重要なキーワードになっているそうですね。自動運転の潮流は、近未来の車の所有の仕方や交通インフラまで変える可能性があると以前聞いたことがあります。まさにこの「CASE」のこと指しているのですね。「CASE」にあらわされる近未来が実現すると、移動に車が必要なお年寄りが危険を冒してまで自らハンドルを握る必要がなくなる・・・。

しかし、すぐそれが実現するわけではないでしょう。その間にも、今回のような車が原因の死亡事故が続くのです。〇歳以上になったら強制的に運転免許を返納する、だと大津市の事故は防げません。また移動手段のない地方のお年寄りはたちまち生活がなりたたなくなります。

そこで自動車側になんらかの事故止機能を搭載していただきたいのです。スズキ自動車がCMしている「アイサイト」などの自動ブレーキシステムは、最近の車のほとんどに搭載されているらしいのですが、なぜ今回のような事故が後を絶たないのでしょうか?最近の車とは、最近発売されて新車ってこと?また、自動ブレーキシステム自体も各社で性能にかなり違いがあるということでしょうか。

いずれにしても、今車を移動手段として使わなければならない人々が、事故防止の(さらに進んだ)技術を享受できるよう、宣伝でも啓蒙でもあらゆる手段を使って広めてほしいのです。車を創る人たちの責任として使う人の裾野を狭めないためにも、次の時代への過渡期である今すぐのアクションとしてお願いしたいのです。

国内での車の売り上げは芳しくないそうですが、ヨーロッパやアジアでの売り上げが伸びている。日本で初めて30兆円という、中堅諸国の国家予算レベルの売り上げを稼ぐ企業のある自動車業界の方に、心からお願いする次第です。