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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

専念寺/ネコ坊主さんの言葉:自分の目と耳で確認

専念寺/ネコ坊主さんのXをフォローしている。
「今日のお寺の掲示板」の言葉には、ハッとさせられたり慰められたり、有難いことこの上ない。

先月のことだ。
母が入院している病院に毎日車で面会に通っている父について、担当の看護師の方が車で来るのを止めたほうがいいと強く進言してくれた。病院を歩く父の姿や父とのやり取りで、体力も認知機能も低下していると思われる父が、車を運転して病院に来るのは危険だと。そして、その病院に併設しているデイサービスを利用することで、車で送迎できるからそうしてみてはどうかと言ってくれた。
確かに一石二鳥の提案だと最初思ったが、少し考えると父の介護度だと、デイサービスに介護保険で毎日は通えない。だとするとデイサービスのない日は結局車で行くことになる。

バスは路線乗り換えが必要な上、1時間に1本しかない。免許証を返納してタクシー割引カードをもらうことも以前父に進言したことがあるが、到底聞き入れられなかった。

地方の郊外、車がないと相当不便なのだ。

看護師さんの進言で、ずっと心の底に沈めていた父の運転不安が再浮上して焦った私たち姉妹は、父の介護保険の期限を確認したり、ケアマネージャーを手配しようとしたり急にバタバタしたが、結局本人の意志なくしてどれも先には進めなかった。

そんな時、専念寺のネコ坊主さんの掲示板の言葉が目に入った。

「他人から聞いたとか言われたからと言って

疑心暗鬼になってはいけない。

自分の目と耳で確認すべきです。」

そうだ!ああ言われたけれど、実際私たちは母の病院に行く時父の車に同乗しているではないか。もう一度自分の目で本当に危ないか確認しよう。抑えられない胸のざわざわが、その言葉で一旦落ち着いた。

そして今月の帰省。
いつものように同乗したが、全然安全とは思わなかった。確実に2回ひやりとした。自分の目と耳で確認してそう思った。
しかし、父は確かに気を付けて運転しているのもわかった。自分勝手で都合のいい考えだけれど、ほかのドライバーさんたちが、高齢者が運転する車が多いことを理解して注意深く運転していてくれれば事故は回避できるのではないか。(自損事故なら仕方ないが)
父の車の窓に今年私が送った交通安全のお守りが揺れていた。ほかにも2つ揺れている。「あれ?これは?」と見たら、2つとも私が送ったものだった。
神頼みしたから事故が回避できるわけなんてないだろうけれど・・。
祈るしかない。

昨年暮れに免許更新があった際、更新できないことを本当は願ったが、残念なことに免許は更新されてしまったのだ・・

今日の電話の父の声は珍しく元気があった。夕食におでんを作ったと言っていたが、おいしくできたのかな。病院の母が起きていたとも言っていた。