くーぅぅっ!
泣けたなあ。ロサンゼルスでのオリンピック代表選手選考会の一幕。
前回のアムステルダムオリンピックの銅メダリストだが、ピークを過ぎたスター選手、高石勝男(斎藤工)が選考に落ちたシーン。
水泳チームのキャプテンとしてロスには連れていったが、ピークを過ぎている故に出場は最初からさせないと、ずっと言ってきたまーちゃん=水泳総監督の田畑政治(阿部サダヲ)。しかし彼でさえ、レースで若手の後塵を追う高石を途中から応援し「かっちゃん、ありがとう」とプールの彼に向って叫んでいた。そこにいるすべての選手、関係者がかつての水泳界スターの一かき一かきを、祈る思いで見守った瞬間だった。代表から落ちた後、悔しさ、情けなさ、故に必死で潔い自分を演じる、高石=斎藤工がすばらしかった。
来週は、オリンピックレース本番。代表選手たちの身に何かが起こる!?
われらが林遣都=大横田勉の活躍(というか、遣都ファンとしては彼の出演シーン)が待ち遠しい。