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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「いいね!光源氏くん」

千葉雄大のことを、そんなに好きじゃなかった。というか、あまりの童顔で好きなタイプでないためほとんど彼の作品を見ていないかった。(でもよく考えたら「帝一の國」のイケメン勢ぞろいの中にいたよな、でもどんな役だったっけ?)

「おっさんずラブ - in the sky - 」で、林遣都のポジションにいた彼。それで初めて千葉雄大、その人と認識してちゃんと見た。見ていて、この人演技ヘタなんじゃろうか?と思ってしまったが、それはそれで彼なりの役作りであり、大健闘していたのではないかと後で思った。(ほかの、コメディでない作品の彼を見ていないので、わからないけれど)

本作「いいね!光源氏くん」は、私のドラマ視聴選定に大きく影響のある友人の食指に触れたため見ることに。

そしてやっぱり当たり!(さすがのドラマ通!お目が高い。)

千葉雄大のそこそこの歳なくせにすっとぼけた丸顔の童顔が、現代にタイムスリップしてきた平安の色男、光源氏にぴったり!

美しい女ばかりを追いかけ、働くことを知らず、自分の感情の高ぶるままに歌を詠み・・・というマイペースな公家のボンボンを、それでもすっとした立ち姿、歩き姿で説得力十分に演じている。しかも突然居候することになり、つまり、主人公沙織(伊藤沙莉)にとっては、ヒモ同然であるくせに全く悪びれることなく、許される存在。千葉雄大ならではだよねえ。

伊藤沙莉があまり美人ちゃんでないところがいい。そこそこ仕事ができるOLで、姉妹の姉のほうだからか、面倒見がよくて放っておけない沙織にはまる。どんどん光源氏くんのペースに流されいく女心にも共感。

30分もののゆるーいコメディが、コロナウイルス蔓延による非常事態の中、鬱積した心をお香の匂いと共にふんわり包んでくれるようだ。

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