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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「ミステリと言う勿れ」- 4:菅田将暉と門脇麦の”演技テッパン”コンビによる極上の第10話

門脇麦演じるライカと、菅田将暉演じる整の別れのシーンがあまりに切なくて、演技派二人のたたずまいも素晴らしく、ネットがざわついていたのでもう一度10話を見直してみた。

実は(こちらの鑑賞力の無さのせいなのだが)、10話の前半の焼き肉店強盗事件の顛末があっけなさ過ぎてボーゼンとした直後に、二人の別れのシーンに突入したせいで、なんだか気持ちがついていかなかったのだ。

見直すと、確かに二人の演技は素晴らしい。とてつもなく悲しいのに、二人とも涙が頬を伝わないのがいい。嗚咽もなければ号泣もない。

孤独な二人が、やっと見つけた心が通う他人。別れの辛さを、相手への思いやりでやり過ごそうとする静かな空気と間が秀逸。

以前、菅田将暉の主演した「3年A組」を見た際に、泣く演技について四の五の御託を並べたブログがあるのだが(こちら)、その時感じたことからすれば素晴らしいシーンだった。
ネットでも書かれていたが、涙を流さない二人のために、見ているこちらが泣けてくる、改めてそんな極上のドラマ鑑賞体験ができました。

 

10話のラストシーンでは、ライカと別れてから、整がライカと一緒に見たかった満開の桜を見つめている。整を密かに慕う風呂光(伊藤紗莉)が、唯一の友達(ライカ)を失った整に、自分が”友達”になると申し出るところも、私はとても良かったと思う。
風呂光の整への恋心が原作にはないらしく、それらのシーンが邪魔しているという原作ファンの不満もあるらしいが、原作を知らない私としては、ドラマとしては当然の成り行きに思える。伊藤紗莉がいわゆる美人でないこと、演技がうまいことも功を奏している。彼女の佇まいに人を想う切なさがにじみ出ていてとてもいい。

ついでに、主題歌King Gnuの「カメレオン」も素晴らしい。(MVも秀逸!)

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