少しずつだが、”新しい生活様式”を探りながら、これまで自粛していた経済活動が再開され始めた。コロナウイルスの第2波、第3波を予想しながらも、1歩を踏み出さなければ何も始まらないのだから、良しとしよう。しかし、そんな世の中で、まだ再開の目途や、”新しい様式”をどのように構築すればいいのか正解に近いアイデアさえもない分野がある。
演劇、芝居の世界だ。(映画、ドラマも含む)
古代ギリシャやローマ時代みたいに屋外の劇場で、ソーシャルディスタンスを取って、汗やつばきを避けて、役者同志が触れ合わずに芝居ってできるのだろうか。と、ここまで書いて、あれっっと思う。これ、新しい別の様式の芝居の形としてあり得る???
例えば抱擁のシーンを演じる時、舞台の端と端で離れていてお互いを抱きすくめる所作・演技があるのではないか。観客の想像力を掻き立て、それはそれでアリなような気がした。
いやいや、そんなことを書こうとしたのではない。
私は、心配なのだ。世の中の多くの俳優さんたちの、新型コロナウイルスに対するワクチンや薬が登場するまでの、今後しばらくの間のお仕事のことが。
俳優業だけでなく、器用にいろいろなメディアを使って存在をアピールしたり、自分なりの活動を見せてくれている人はいい。だけど、そう器用にできない人たちは、どうしているのかと、生きているのか、大丈夫なのかと心配しているのだ。
そう!
私の”推し”である、林遣都のことだ。
彼は、元気なのかなー。(絶対元気だと思うけど。)
今年公開予定の「護れなかった者たちへ」や、来年公開予定の「恋する寄生虫」の情報を最後に(4月に予定されていた朗読劇は中止になってしまったし)彼の出演情報がまるでない。
「荒川アンダーザブリッジ」(ドラマ)から始まって、「おっさんずラブ 一気見スペシャル」「にがくてあまい」「風が強く吹いている」「しゃぼん玉」「悪の教典」と1度以上観た作品を、最近また観返したりもした。「火花」と「精霊の守り人」はもう一度観たいし、まだ視聴できていなドラマもいくつかあるので、視聴できるサイトへの会員登録を予定している。我ながらいじらしいほど、彼の姿を追っていると思う。
どうしているかなーと思いながら。
事務所さん、スターダストさん、せめて彼のオフィシャルサイトに掲載されている朗読劇が中止になったことは、更新してほしい。
そして、事務所に所属する俳優さんたちの、安否(お元気ですってば!)情報を載せてほしい。
林遣都さん、元気かなー。