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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「キングダム 遥かなる大地へ」(2022年):戦闘、アクション、スケール感、やっぱり面白い

ONE OK ROCKのテーマ曲を劇場で聴きたくて観た「キングダム」の続編。

始皇帝が戦乱の世を統一するまでの壮大な戦国絵巻の第2弾は、まさに何千、何万の歩兵・騎兵が将軍の一声(戦略・知略)で生死を分ける戦闘シーンがメインだった。

冒頭から、信を演じる山﨑賢人の激しいアクションに息をのむ。
「アトムの童」以来、TVドラマで見かけない山﨑賢人。この夏公開の第3弾を撮っていたのかなあ。粗野でバカで野心に真っすぐな信に、山﨑賢人のやせこけた体とキラキラ光る瞳がぴったりだ。キングダムの山﨑賢人、最高だなと思わせてくれる。

同時に本作で、鮮烈な印象を残したのが清野菜名だ。もともと運動神経抜群で、たぶん綾瀬はるかに続く、アクションができる女優さんはこの人なのではないかと思っている。本作では、”哀しみの一族”の出、幼い時から人殺しをすることだけのために訓練され育てられた羌瘣(きょうかい)を演じたが、プロレスラーの真壁刀義もいる兵士たちに混じり小柄な体で舞う殺陣が素晴らしかった。

あと、個人的に面白いと思ったのは、信と戦いを共にする伍(歩兵の5人組で戦場で生死を共にする仲間)のメンバー、信とは同郷のチンピラ兄弟、尾平(びへい)の岡山天音と尾到(びとう)の三浦貴大。この俳優二人の年齢を無視して、岡山天音が兄を演じ、三浦貴大が弟を演じていること。最初、逆かと思ったけれど、観ているうちに三浦貴大が弟であることがわかる。改めて三浦貴大の使い方の面白さを思い知った気がしたこ。三浦貴大は、言うまでもなく三浦友和の次男だけれど、結構ドラマで3、4番手くらいで出ていて、いい味を出している。わりと、普通の人を演じることが多い彼だが、普通の人+熱い男、普通の人+長いものに巻かれろ主義、など、普通の人+アルファをうまく演じ分けて見ていてテッパンの安心感がある。決して主役をやらないだけに(今後はわかりませんよ)、仕事が途切れなくて、俳優人生としても安定感がある。(何目線だ?!)

終盤に登場した王毅将軍(大沢たかお)に歓喜するも、NHKの「LIFE!」でうっちゃん(内村光良)が、大沢たかおの王毅のマネでコントするものだから、もはやそちらにしか見えなくて困ってしまった。純粋に大沢たかおの王毅将軍を鑑賞したいのにーーー。うっちゃん、似すぎて罪だわ。

今回、秦の若き王、嬴政(えいせい)の吉沢亮と、貂(てん)の橋本環奈は、撮影日数短かったのでは?と思うくらい、出番が少なかった。だってお城で戦況を見守っていただけだから。

 

7月28日公開の第3弾、「キングダム 運命の炎」は王毅将軍が大活躍しそうだし、やはりスケールからいって映画館で観たいなあと思った。

kingdom-the-movie.jp

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キングダム

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