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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「VIVANT」-13:最強で最高に魅力的なヒーローが誕生した!

最終回を視聴後、頭の中では毎日のようにドラマの壮大な劇伴が頭を回っている。
仕事で開いたラップトップの黒いスクリーンに赤地で白の「Lenovo」のロゴを見て、「VIVANT」を想起(黒に赤ってところでね)、「はい」の返事思をわず「ザ(Zuaと私には聞こえる)」と言ってしまいそうな自分。やばいくらい「VIVANT」に洗脳された3か月だった。

ドラマが終わって”ロス”になるには、まだ時間がかかりそうだ。私の頭の中には、別班、乃木(堺雅人)とベキ(林遣都&役所広司)の姿が劇伴と共に鮮明に居残り続けているから。

 

最終回は、まさに父子の物語のクライマックスだった。
別班として、テロ組織テントの指導者である父、ベキ(役所広司)を抹殺しに来た乃木だが、テントの内情を調べるにつれテロの本当の目的が孤児たちを救うための資金集めであることがわかる。そして、父が生き別れた自分をずっと探し続けていたことや、テント設立の経緯を知り、ベキを殺す必要はないという考えに至る。そしてベキを公安警察に引き渡すよう画策した。

親子でありながら追われるものと追うものとなり、父に殺されるか、子に殺されるか、緊迫のシーンは何度かあったが、2人はお互い相手に命を奪われることをよしとしていた節がある。
乃木がテントの内部を調べながら、高い能力を発揮して資金を集めたり罠に陥れられた彼らを救ったりする過程で、父子の40年間の空白は、固い信頼と愛情で埋められていったのだと思う。
ベキはその命を息子に差し出すまで、全てをわかって息子の采配に身をゆだねた。(役所広司、カッケー!)

対峙しての父子のやり取りには涙を禁じえなかった。父への愛と国防という正義のせめぎ合い。正義を選ぶのが別班としての乃木だったし、その息子を誇りに思うベキもまた、愛と正義の人だったのだ。父子のゆるぎない共通の信念は、日本という国への愛だった。

別班の矜持と生き様を描いた本作のタイトルが、「VIVANT」(別班のモンゴル読み)であることに納得。

 

それにしても、別班・乃木の戦闘能力の何と高いこと!
仲間の心臓の上部、動脈を避けて撃つという神業、手に持っただけで重さのわかる特殊能力といい「ボーンシリーズ」のジェイソン・ボーンを思いだしたほどだ。
さらに、過酷な過去を持ち、正義のためなら父親までも殺せる(本当は殺したかわからんけど)ゆるぎない信念の持ち主だ。
最強のヒーローではないか!!
その一方で女性に奥手で、エフというもう一人の人格も飼っているという、憎めないとぼけたところも持ち合わせている。そんなキュートで最強なヒーローを堺雅人(もはや適役は彼しか思いつかない)が、魅力たっぷりに演じた本作。物語は続編への期待を大いに煽って幕を閉じた。

 

おっと、書き忘れてはいけない!もう一人のインパクトの大きかったキュートなキャラクター、ドラム(富栄ドラム)も爆誕している!
いやはや、めったにLINEスタンプを購入することなどない私だが、勢い余ってドラムのは買っちゃったもんね。

あー、面白かった!!久しぶりにワクワクした日々をありがとう。
TBS様、続編、期待しています!

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