はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「子供の事情」(2017年)舞台

三谷幸喜の舞台作品を観たのは初めてだった。(しかもWOWOWだけど)

三谷幸喜と言えば近年だと「真田丸」を(面白くて)一生懸命見たし、映画では「THE・有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」「ステキな金縛り」で死ぬほど笑わせてもらった。

で、ここにきて林遣都がらみでやっと舞台を観たわけだが、期待が大きすぎたのか、実はそんなに面白いと思わなかった。

20代から60代の俳優・女優が10歳の小学4年生を、まるで子供らしく演じることなく、だけど真剣に当時(昭和46年)の小4の子供の悩みや葛藤、友達を思う気持ちを表現している、その1点が秀逸でおかしい。

大泉洋の歌えて笑いを取る芸達者ぶりには脱帽するし、伊藤蘭の小学生子役(女優)の役はあまりにもはまり役で、本人もかなりの迫力と共に楽しんで演っているのが愉快だった。

林遣都は、出演者の中で最年少で最も小学生だった年齢に近い演者。作・演出の三谷幸喜の役という設定で、物語の語りを担当ということでほぼ出ずっぱりで膨大な量の台詞だった。これ、2017年だから26歳の時かな。舞台は2作品目?

舞台は毎回変わる観客の反応、そして共演者ともその日限りの真剣勝負のセッション。ものすごく得るものが大きいと思う。様々な役、シチュエーションを経験してどんどん肥やしにしていってほしいと思いました。その豊かになっていく表現と人間性を享受できることが楽しみで仕方ありません。