前回4話まで見てブログに書いたのだが、4話あたりまではまだ導入部分だった。
韓国の財閥の娘で実業家のセリが、パラグライダーの事故で北朝鮮に不時着し北朝鮮の軍人のジョンヒョクに会い、最初は追う者と追われる者だったのが、かくまい、守り、逃がしてやることに奔走するジョンヒョクと彼の仲間、彼らとセリとの交流がファンタジックに描かれていた。
話が複数同時に走っていて、複雑で面白いのだけれど二人の関係性が進まず、お互い気になるけれど、”好き”をまだ認められず、見ているこちらは二人の展開をジレッたく感じることしきり・・・。それでも、ジョンヒョクを演じるヒョンビンの、”南の女”セリの奔放さと身勝手さ、聡明さや感情豊かなかわいらしさを目の当たりにして、鳩が鉄砲を喰らったように目を丸くして、ぽかんと口を開けて彼女を見つめる素朴な表情、しぐさにやられてしまっていた。無駄に(?)ガタイが大きいのが、屈強な軍人であることに説得力をもたらすけれど、いやいや、北朝鮮の兵士はもっと小柄で痩せているでしょう?と突っ込みたくなるもの事実。まあ、いいです。とにかくヒョンビンがカッコいいから。
さてさて、あれから間があいたけれど、一気に8話まで見ました。7、8話あたりから、二人の”好き”の感情がダダ漏れで、やり取りの面白さやロマンチックさより、切なさの方が大きくなってくる。韓国に戻るために、偶然北朝鮮であった元婚約者(まあ、ありえへんけどね、その偶然)を頼り、自分がいることでジョンヒョクの命を危険にさらすことに耐えられず、けがをおして迎えに来たジョンヒョクに冷たい言葉を投げるセリ。このシーン、不覚にも泣けました。ヒョンビンの過剰な感情表現がないのが余計つらくて、いいのですよ!
これから本格的にジョンヒョクの婚約者、ダン(超絶美人ですが、若い頃の片平なぎさに似ていて、ポジション的にも「スチュワーデス物語」の片平なぎさの役どころとかぶり、とっても恐怖!)が、二人の間を割くべく陰に表に大活躍しそう!
いったい、どういう展開になるんじゃ!!