偶然耳にした、ハナレグミの「家族の風家」。急いてテレビに目を向けて一瞬見たのがこのCM。↓↓↓
冒頭のオダギリジョーのアップは見逃したが、台詞の声と最後の後ろ姿でオダギリジョーだと確信。
私の大好きな歌、ハナレグミの「家族の風景」にオダギリジョーの姿が重なるなんて!聞き捨て見捨てられないCM!!!!ということで、さっそくチェックした。
相鉄線が東急線に乗り入れたことをお知らせするCMだけれど、後にも先にもテレビではこの1回しかお目にかかっていない。テレビでは15秒バージョンだけれど、実は120秒バージョンがある。メイキングを見ると、相当手の込んだ撮影だったようだ。
25人の父親、オダギリジョーと25人の娘、山﨑天が登場し、12年間の父と娘の時間を電車というワンシチュエーションで表現し、ワンカットで撮影したとのこと。
120秒バージョンでは冒頭、一緒に電車を降りる幼い娘が「とおいー」と言ったのに対し、父は優しく「あっという間だよ」と勇気づける。1年ずつ成長する娘、ツンデレの思春期も通過し、最後は高校を卒業して大学に行く娘だろうか。その娘に「東京は、遠いな」と、今度は父が言ったのに対し「え?あっと言う間だよ」と娘。
BGMはハナレグミ「家族の風景」×PUNPEE「タイムマシーンにのって」のコラボ。
秀逸。
今回のプロットはありきたりと言えばありきたり。最初見た時は音楽と俳優に目が持っていかれていたが、実はコピーも秀逸だった。
「いってらっしゃい、君の思うところまで。」
この春高校を卒業した娘を持つ私のエモ線にビンビン響く。
そして、オダギリジョーがハイティーンの娘のお父さんを演じていることに感慨深いものを感じた。確かに「カムカムエヴリバディ」でも、ハイティーンのお父さんを演じていたけれど、あの錠一郎は、ちょっと変わったお父さん。でも今回のCMのお父さんは、いわゆる普通のお父さん。普通にしてはカッコ良すぎるけれど、娘を見つめる眼差しがとても優しくて、ちょっぴり寂しくて、中年の普通のお父さん。
オダギリジョーも普通のお父さん演るんだー、って思ってしまった。(俳優なのだから当たり前だけれど)
もっともっとテレビでCMが流れればいいけれど、そこはいろいろ事情もあるのだろう。120秒バージョンのYouTubeでの再生回数は1000万回をとっくに突破しているとのこと。ここでもご案内させていただきます。
オマケ:ハナレグミの「家族の風景」については、以前にもブログで書いていたので、よろしければ。
[http://
男性芸能人・俳優ランキング:title]
[http://
にほんブログ村:title]