クリスマスイブからクリスマスまでの1日を3か月費やして描くという、チャレンジングな本作。
間がもたないだろうから話の本筋を3本にし、それぞれ「逃亡編」「地方テレビ局編」「レストラン編」とし、並行して物語が描かれているのだが・・・。
正直、「レストラン編」っている???レストランの中だけのワンシチュエーションドラマがコントみたいなやり取りて展開していくと思いきや、実はほとんど”展開”しない。店の看板メニューに必要な秘伝のスソースを、逃亡中の男(二宮和也)を追った拍子にシェフ(大沢たかお)がぶちまけてしまい、イブのディナー予約をどうするか、あーでもない、こーでもないとスタッフ一同で考えている状況、、が進展しない。今週放送の4話で、やっと少し前向きに進み始めたところだ。
一方の逃亡編では、死体の横で目を覚まし、殺人犯として逃亡する羽目になってしまった誠司(二宮)が、無意味に半径2キロくらいの同じ街中を歩くシーンばかりを見せられる。逃亡編というだけあって、仲間か敵かわからない連中に追われたり、ほかにも謎解き用の伏線がちょろちょろ出てくるのだが、一向に核心に近づかずイライラする。
唯一地方テレビ局編の桔梗(中谷美紀)だけは、誠司の過去を嗅ぎつけ、謎の事件につうて少しずつでも紐解いている。そして、どうやらレストランのシェフとはかつての恋人?だった?さらに誠司は大学時代での知り合いだという、3つの話の”結束”部分になっているようだ。
3本の話が1本につながっていく過程があるのかどうかわからないが、最後に、そうか!よくできた話だった!ってなるのか・・・。なることを祈ってます!
あ、もう一つ、これ要る?っていうのが、佐藤浩市扮する、迷子になった愛犬を探すおじいさん。このおじいさんの登場人物たちとの絡み方もナカナカなんだけれど。
佐藤浩市、冒頭のナレーションの仕事+αで担ぎ出されてる??
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