大正ロマンの残り香漂う昭和初期。
洋服を着こなすモガもいれば、色や柄使いが粋な着物も見られて目の肥やしになる。
仕事の依頼はなかなか来ず、いつも貧乏風に吹かれている探偵の祝(鈴鹿央士)と助手の鹿乃子(松本穂香)。仕事の代わりに、神社の掃除やお使いの途中で事件に遭遇し、祝の推理と鹿乃子の嘘が聞こえる力で解決していく。これまでの事件はわりとシンプルだったけれど、今回は2週にわたって放送するらしい、人形屋敷の怪・・!
自然豊かな村の旧家、人形屋敷と言われる屋敷には、病弱な一人娘のために娘の成長に合わせて人形を何体も作り、娘と一緒に育てたあるじ夫婦がいた。夫婦が亡くなった後、残された一人娘は、広い屋敷の中、あまたの人形が置かれた離れで寝起きし、使用人と暮らしていたが、使用人は長続きはしない。
そしてある日、一人の女中が謎の死を遂げた―。
よく探したよなあと感心した古い屋敷は古民家だろうか?離れにびっしり並べられた大小の日本人形。ぞくぞくと怖そうな雰囲気もあるのだけれど、それを和らげる祝の飄々とした態とそれに対する鹿乃子のリアクションが相変わらず微笑ましい。
次回につづく・・・とのことで、今のところ謎だらけ。一人娘は双子疑惑?いや、私は二重人格ではないかと思うのだが。殺された女中の兄に不審さもある。
次週、祝先生の推理に期待したい。また、鹿乃子の一人娘に寄り添う心がどのように作用するのかも楽しみだ。
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