「正直不動産」で今頃”山ピー”(山下智久)というイケメンだけではない俳優を発見してから、もちろん本作も視聴しとります。
ツンデレはもちろんのこと、親しみやすい気象予報士”はるかん”(晴原柑九朗=山下智久)、恋人の死で号泣、緊迫した時の眉間のしわ、どの表情、どの佇まい、どこをとってもスキのない安定のイケメン山ピー健在。その上演技も自然体で少しの違和感もなく、ここまでくると見ていて妙な安心感を覚える。
バディとなる若手助手の雲田彩(出口夏希)とのやりとりも、「正直不動産」の時の福原遥とのデコボココンビみたいで期待も膨らんだのだけれど・・・。
出口夏希、フレッシュでカワイイ、中国語堪能なのも良い。しかし深刻なシーンの後で喜んだり、おどけたりする台詞がある時、感情に連続性がまるでなく、それまでの重厚なシーンがものすごく軽いものになってしまう。そういう演出なのか?
重く緊迫したシーンが続きがちなディザスタードラマの中でいい息抜き、エッセンスになっていると、私は言えないなあ。春原の恋人役の本田翼の演技についていろいろネットで言われていたけれど、出口夏希に比べれば、全然オッケーだったよ。
回が進むにつれ彼女のキャラになじんでいけるのか、自分が不安・・
それでも、制服と正義感がこの人ほど似合う同世代もあまりいない水上恒司演じる園部消防士の存在や、夏帆が心に傷を負った汐見(天才)脳外科医で登場するなど、今後も見どころは満載。ハナコの岡部大演じる、地図オタクの情報班、山形が緊迫の現場で一服の清涼剤、いい持ち味を出しているのも◎
何よりも(自然)災害シーンの迫力が満点で、見ていて勉強になる。
(防災)特命担当大臣、園部(舘ひろし)肝いりの特別災害対策本部SDMとその特別車両、園部の政敵、立花総務大臣(真矢みき)の存在など、確かに以前のTBS日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」に設定は似ているのかもしれないが、私はMERを見ていなかったし、既視感なしで楽しんでいる。
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