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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「浅草キッド」(Netflix):柳楽優弥が凄すぎて・・!

柳楽優弥が凄すぎる。
顔そのものは全く似ていないのに、その表情、佇まいが最初から最後までビードたけしその人だった。タップダンスも圧巻だった。

 

原作はビートたけしの自伝小説「浅草キッド」。浅草フランス座で、師匠の深見千三郎の元での下積み時代から、漫才ブームでブレークするまで、そして最後は不慮の火事で深見が亡くなるまでを描いている。原作で描かれた芸人師匠と弟子の関係性にほれ込んだ劇団ひとりが脚本・監督。実際に映画化できたのは、彼が映画化を思い立って7年後だったとのこと。

 

それにしても、深見千三郎とは、なんて魅力的な男なのだろう。
たけしは、この師匠から叩き込まれた芸人としての矜持を自分は受け継いだと言っているが、こうして本にして、そして映画化されて、彼の生き様を知ることができて本当に良かった。深見という浅草の芸人を知ることができただけでも、この映画の価値はあると思うけれど、それ以外でも劇団ひとりの監督としての才能、深見を演じた大泉洋の多才、そして冒頭の柳楽優弥の鬼気迫る演技を堪能することができる。

柳楽優弥は「ディストラクション・ベイビーズ」を観た時も、ほぼ台詞がないのに圧倒的な存在感と”質感”で、すごい俳優さんだと思ったことがある。そして今回も、鑑賞中ずっと「柳楽優弥、すげー」。そればっかりが口について出そうになった。

そして、大泉洋が演じる深見の、なんとチャーミングなこと!この人だから、この映画の中の深見が存在したんだろうな、と思った。

 

話自体は、芸人やアーティストの下積み時代を描く作品として、ありがちと言えるかもしれないが、前述した通り、それぞれの人物がものすごく魅力的。しかもそれが実話に基づいているということで、なお興味深かった。
初期の漫才ブームからお笑いがお茶の間を席捲し、テレビでも面白ければ何でもありの時代の、大らかな感じがノスタルジック。だけど、舞台に立つ芸人たちの、人を笑わせてやる、天下とってやる、という気概は今も昔も変わるわけもなく、同じくNetflix作品の「火花」(原作は又吉直樹)や先日テレビで見た「M1」のことを思い出した。

 

柳楽優弥は、本作で日本アカデミー賞の主演男優賞に選ばれでもいいのではないかと思った。本作を観るまでは、観ていないくせに「すばらしき世界」の役所広司だと思っていたんだけどね。(勝手にです)


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