悲劇的なはずのラストシーンのストップモーションに、思わず「かっけー」と声が漏れた。
銀行強盗を繰り返すならず者の二人、ブッチ(ポール・ニューマン)とキッド(ロバート・レッドフォード)。愛そうがよく機転の利くブッチと色男で早撃ちのキッド。
アメリカで焼が回って最強保安官チームに執拗に追われ、ボリビアに何とか逃げたけれど、相変わらず銀行を襲って暮らす日々。刹那的で更生する気配のひとかけらもない、最後は撃ち殺されるしかない・・・とこちらも顛末がわかるのだけれど、なんて、なんて!チャーミングな二人だろう。逃げろ!危ない!とドキドキしながら終始くぎ付けだった。
ポール・ニューマンもロバート・レッドフォードも、浅黒い肌に目の青さが鮮烈だ。
そして、馬をまるで自分の体の一部のように操って、岩肌の山や森を進んでいく。現代だとカーチェイスする際のすごいハンドル裁きを乗馬裁きに置き換えている感じだろうか。
もう一つ、膝を打ちたくなったは、男二人と女一人の黄金の組み合わせ。
男女関係はあったりなかったりだけど、本作では、キッドとエッタ(キャサリン・ロス)は恋人関係。だけどスマートで楽しいブッチとエッタの仲も良い。ブッチとエッタが劇中歌「雨にぬれても」が流れる中、馬に代わる最新の乗り物、自転車を二人乗りするのシーンはご機嫌そのもので、その後の3人のボリビアまでの旅のお気楽さとゴージャスさにつながる。
追われる身の強盗なのに、ブッチはいつでも楽天的。楽しく、図太く生きることに貪欲だ。キッドは頭のいいブッチの言うまま、自分の腕と感を頼りに行動を共にしている。時々悪態をつき合いながら、それでも二人は最後まで二人で生きることを諦めていなかった。刹那的でいい加減だけど、とにかくカッコ良かった!
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