後半に突入したとたん、ミステリー部分の怒涛の展開に、主要人物4人の”癖が強い”云々どころではなくなってきた。
もう一人の星砂(松岡茉優)が鈴之介(林遣都)に語った彼女の過去。家出少女だった星砂を救ったリサ(満島ひかり)が、殺人罪で逮捕されていることと、元国選弁護人だった森園(安田顕)が、えん罪だと思って追っている少年殺人事件との関連性を結びつけた鈴之介の推理力はやはりすごい。(挙動不審ではあるが、やはり優秀な刑事なのね)
そして、悠日(仲野太賀)が、雪松署長(伊藤英明)が探していた、事故死した悠日の兄(毎熊克哉)の携帯には雪松にとって不都合なことが記録されているのでは?と詰め寄った時、急に雪松と、伊藤英明が演じた「悪の教典」のハスミンとが完全に重なってしまった。少年をターゲットにしたシリアルキラーは雪松なのか?(いや、本当は知らんよ。勝手に私が想像しただけです。「悪の教典」の感想はこちら。感想その2はこちら)
伊藤英明の一見優しそうに見える顔に浮かぶ笑いは、マジ怖い。ひええー。どうなる、どうなる?
それにしても、つらい事実を認めざるをえない。悠日が愛した星砂は、本来の鏑木星砂のほうではなく、後から出現した別人格の星砂だったということ。
でも、どちらも鏑木星砂か。
どちらも鏑木星砂。 それを何の躊躇もなく自然に認められる鈴之介の偏見のなさに驚く。
そして、鈴之介をいつの間にか「リンちゃん」と呼んでいる小鳥が”らしくて”いい。知り合ってほどなく、星砂のことを「つみきっつぁん」と呼んでいるのも微笑ましかった。
今日は「マーヤーのヴェールを剥ぎ取るんだ!」の決め台詞はなかったね。
いよいよ佳境!面白くなってきた。
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