役所広司の、何とも言えない間の取り方と、きょとんとした表情で笑いを誘う芝居が好きだ。(ご本人が笑いを意図しているかどうかは知らない)以前「キツツキと雨」という、若かりし頃の小栗旬と共演した作品でそれを発見して以来、役所広司のその演技がめち…
地域猫のぼす。(今私がつけた名前) ご近所さんが毎日夕方置くエサを食べに来る2匹のうちの一匹。 久喜の散歩でよく見かけていたが、最近見なくなっていた。エサは食べに来るとご近所さんが言っていたので、たまたま私と会わないだけだと思っていたが、ポカポ…
8話の予告で天樹勇太(二宮和也)「彼は警察官だった」という梅雨美(桜井ユキ)の一言。それで、謎の一部が推測できた。 天樹勇太は、犯罪組織アネモネに勝呂寺誠司として潜入捜査に入っていたのだ。だから当時交際していた梅雨美に2年待って欲しいと告げ…
久喜とテレビを時々一緒に見る。 というか、最初は久喜も見ているのだが、途中から寝ているようだ。その証拠写真がこちら。 ブサイクだけれど・・・。カワイイのだ。 ランキング参加中ペット
自分が生まれる前に公開された作品だが、ここ数年で観た映画の中で1番だった! 最近アラン・ドロンにはまっているという映画好きの同僚に勧められて観たわけだが、アラン・ドロンの二枚目ぶりより彼の演技の上手さに驚き、感動した。同時に、観る者をハラハ…
第6話で組織に捕まった勝呂寺(二宮和也)が、”レストラン編”のスタッフ(桜井ユキ)からの脳天気な電話で危機一髪を免れた。緊迫感からほど遠いレストランチームのガチャガチャとしたやりとり(なぜか”逃亡編”の親玉のミズキ(中川大志)も無言で付き合って…
”不屈の精神”とは、こういうことなのだろうと思った。 決して諦めず最後まで病気(がん)と闘った平尾誠二を、本木雅弘が静かで包容力のあるたたずまいで演じきった。鼻の上に少ししわを寄せたチャーミングな笑い方。がんが進行して弱っていくにつれ出しにく…
2021年のアカデミー賞で話題になった「Mank」。その時、”映画史に名を刻む大傑作”(これはUNEXTの紹介コピー)「市民ケーン」の共同脚本家の伝記映画であると紹介さていた。主演は私の好きなゲイリー・オールドマンだけど、「市民ケーン」を全く知らなかった…
もっくん(本木雅弘)は、若かりし頃(彼も私も!)観た「シコふんじゃった。」で感銘を受け(映画自体も相当面白かった)以来、好きな俳優の一人。 彼が「情熱大陸」(?ちょっと番組名は定かではない)のインタビューで、役作りを”見え方”から入るという話…
イントロだけで藤井風とわかる、特徴的な中毒性のあるグルーヴを予告するみたいだ。 「枯れていく~」って始まる歌詞もすごいなあと思いながら、いきなり出だしで先月療養型の病院に転院した母の姿が思い浮かんだ。 そしてその次の「今この瞬間も咲いている…
母が緊急入院した後、リハビリ病院へ転院、そして先月末、療養型病院に転院した。 父は、母が入院してから母のいない寂しさを紛らわすため、日々感じたことを書き留めているようだ。あまり罪悪感もなくパラパラとめくったが、父の悪筆から日々増していく寂し…
久喜の”首が痛い”は、いつも突然だ。昨日の朝、急にまた首を左斜め下に傾げ、上目遣いにこちらを見ながら久喜が「首が痛いです」と訴えてきた。 多めにもらっておいた痛み止めをバナナに仕込んで飲ませ、しばらく様子を見ていたら効いてきたようで、いつもの…
2018年放送の「おっさんずラブ」で林遣都にはまり、以後、彼の出演作品、それ以前の出演作品をむさぼるように見てきた。インタビューが掲載された雑誌も相当数家にある。 インタビュー記事では、よく「丁寧に」とか「言葉を選びながら」「話すことを準備して…
黒沢あすかが、夫を殺された未亡人をしおらしく演って終わるはずはないよね。 悪徳そうな代議士先生(神保悟志)とその忠臣秘書(猪塚健太)が、谷村夏帆(高梨臨)に殺人の罪を着せようと細工し、不利な証言をもみ消そうと警察組織にまで影響を及ぼしたのは…
なんか、ものすごいものを観ちゃった・・・。 公開当時、私は映画業界の端っこで仕事をしていた。西島秀俊が、ただひたすら殴られる映画「CUT」のことを業界紙で読んだ記憶がある。覚えているということは、私の中で気に留った映画であったのだろう。西島秀…
クリスマスイブからクリスマスまでの1日を3か月費やして描くという、チャレンジングな本作。 間がもたないだろうから話の本筋を3本にし、それぞれ「逃亡編」「地方テレビ局編」「レストラン編」とし、並行して物語が描かれているのだが・・・。 正直、「レス…
レーシングカーのエンジンの開発に取り組むローラン(リノ・ヴァンチュラ)と、腕のいいパイロットのマヌー(アラン・ドロン)、金属を使ったアートで成功を夢見るレティシア(ジョアンナ・シムカス)の男2人と女1人。少し年上のローランとマヌーは親友同…
冬に向かって寒くなるのは苦手だけれど、南向きの仕事部屋にはたっぷりと日差しが注ぎ込み、久喜はその陽だまりを追いかけて自分のベッドを移動する。(一応、親切心から私が久喜のベッドを陽だまりに移動していることが多い) 陽だまりに移動して爆睡してい…
今日公開されたポスター!すでに可笑しい。田中圭が”はるたん”の笑顔全開過ぎて、ああ、彼らが本当に戻ってくるーーー!!! natalie.mu ☝こちらの記事の、田中圭(春田創一)、吉田鋼太郎(黒澤武蔵)、林遣都(牧凌太)のそれぞれのコメントを読んで、思わ…
昨日の月曜、仕事にとりかかりしばらくして「浅草キッド」の歌が頭を回り始めた。パンフレットに、マーキー役の稲葉友が、(諸説あるようだが)あの歌はビートたけしがマーキーのことを思って書いた…、というコメントを読んでいたせいもあり、マーキーのラス…
楽しかったー! 極上のエンターテイメント!当時の浅草芸人たちの泣き笑い、七転八倒する様を、リズムとテンポと迫力の生バンド、台詞を歌にのせた音楽とともに描くことで、観客を往年の浅草にあっという間に引きずりこむことに成功している。 それはオープ…
1話ずつ、3人の主要人物それぞれの視点で描かれる、冤罪を巡るクライムサスペンス。毎回視点となる人物のモノローグで始まるわけだけれど、星野(=刑事:林遣都)の回の時の林遣都のモノローグが耳に心地いい。 4話で「悪意」に対峙できるのは「善意」だ…
窪田正孝は、WOWOWの企画「アクターズ・ショート・フィルム」で野村萬斎監督作品に主演した時、マジでこの人上手いなあと感心したことがある。 そして本作を観終えて、また同じように思った。 死刑囚だった父親と瓜二つの息子(窪田)を演じたわけだけれど、…
仕事中、珍しく久喜が私の腕をトントンとして抱っこをせがんだ。 大体、自分のベッドで集中して眠っているのだが、今日はなんだろう。 最も忙しい時間を過ぎたので、まあいいかとおひざにのせて仕事を再開。 久喜は、どうしても私の左腕にあごを乗せたい。(…
全4回にわたる、渡辺謙が一人登場して語る役者人生。 1回、2回、3、4回は一気に見た。カメラとその向こうにいる聞き手に向かって話すケン・ワタナベ。見ている(聞いている)うちに、まるでサシで話しているような錯覚に陥り、居住まいを正して彼の話を真…
今年、自宅周辺、ワンコの散歩中に金木犀の香りによく遭遇する。前からそうだったっけ?と不思議に思う。それとも今まで鈍感で気がつかなかったのか、香りに気がついても気に留めなかったのか。 とにかく今年は、やたらその香りに気がつき、その香りと共に「…
連続ドラマを見ていなかったのが、いけなかったようだ。登場人物の人間関係や感情の動きに理解が追いつかず、豪華に見える海鮮丼の魚がすべて大味・薄味・・・みたいな感想を持った。 当時、イケメン俳優として上り調子の向井理、綾野剛が、警察組織の中でも…
第2話の料理は、シロさん(西島秀俊)とケンジ(内野聖陽)二人で作る、バターチキンカレーとチーズナン。 久しぶりに二人一緒の休日。ケンジの想像する朝の散歩とはかけ離れた、カロリー消費を優先したシロさんの散歩。ケンジはロマンチックのかけらもない…
クリスマスイブの1日に、3人の登場人物それぞれの身に降りかかる物語を描きながら、イブが終わりを告げる頃には、3つのストーリーが交錯し・・・”聖夜の1日を1クール、約3か月で描く謎と奇跡と愛の物語”だそうだ。 拡大放送された初回、主な登場人物のだ…
「なに食べ」のシーズン2が始まると聞いてワクワクし、オープニングのスマホで自撮りした態のオープニング映像に、前回と変わらぬ世界観がうれしくてにニヤニヤしながら1話を見た。 ターゲットを見つめる”公安”の目で、眉間にしわを寄せてスーパーの鮮魚コ…